【お知らせ】『暮らしの音たち』の本が出来ました
この度、2020年5月から7月にかけて静岡新聞で連載していた『暮らしの音たち』の本を制作しました。紙面に掲載された全12回と、未発表の新作1篇を収めています。
※写真に写っている白い線は模様ではなく、防鳥ネットの影です
初版第一刷にのみ、詩の中に書いた「音」の印刷された帯が付いています
この本は、11月10日から始まる展示「詩と写真 ささめきとたたずみ〜『暮らしの音たち』より」の開催にあわせて、展示会場であるひばりブックスさんで販売します。展示が終わりましたら、ネットショップや書店などでも販売予定です。
『暮らしの音たち』
詩・ゆずりはすみれ、写真・Non.
価格 1500円+税
サイズ:変形
ページ数:32ページ
フルカラー
ミシン綴じ製本
表紙は活版印刷加工
*栞「連載『暮らしの音たち』について」が付いています
*「音」の印刷された帯は、初版第一刷にのみ付いています
*静岡新聞に掲載された全12回と、未発表の新作1篇を収めています
『暮らしの音たち』の本について
今回制作した『暮らしの音たち』は、私家版(自主制作)の本になります。静岡新聞での連載をまとめた内容です。
今回、本の装丁を、新聞の雰囲気の感じられるデザインにしたいと思いました。表紙は灰色の厚紙を使い、タイトルと著者名のみのシンプルなものですが、活版印刷で印刷しています。本文の紙も、新聞紙の色みに近付けて薄ら灰色にしました。(本文はデジタル印刷です。)
※写真に写っている白い線は模様ではなく、防鳥ネットの影です
本のサイズは、14.8cmの正方形。実は、新聞に掲載された際の「暮らしの音たち」のコーナーが13cmの正方形でした。紙面と同じ構成で本に載せるのはNGだったので、本文は本用に構成し直していますが、紙面に掲載されていた時のサイズ感を残したく、正方形サイズの本にしています。
本文で使用しているフォントは、モリサワのUDフォントです。静岡新聞で使用されているのはイワタのUDフォントなので、「UDフォント」繋がりと言うことで採用しました。タイトルに使っているフォントは、しっぽり明朝です。(これも理由はあるのですが、長くなるので割愛します。)
製本も新聞紙の雰囲気が残るように、ホッチキス綴じではなく、ミシン綴じにしています。無骨な灰色の表紙にぽこぽこ糸が出て、やさしい雰囲気になっています。
この本には、栞と帯が付いています(帯は初版第一刷のみ)。どちらも和紙を使用し、自宅で印刷・制作しました。栞は、「暮らしの音たち」の連載の経緯について、連載を企画・担当してくださった静岡新聞社の橋爪充さんに書いていただいています。また、この本には紙面に掲載された全12回と一緒に、未発表の新作1篇を収めています。
日々の暮らしの中に紛れ込んだら、そのままどこかに行ってしまいそうなシンプルな本ですが、暮らしのどこか片隅に置いていただけると嬉しいです。
展示「詩と写真 ささめきとたたずみ〜『暮らしの音たち』より」について
11月10日から、静岡市内の書店、ひばりブックスさんにて詩と写真展を開催いたします。これは、今年5月から7月までの3ヶ月間、静岡新聞に掲載された連載にちなんだ展示会です。連載の中で発表した詩と写真を用いて、連載の背景にある<コロナ禍>を絡めながら、紙面とは異なるかたちで作品を表現します。
体調にご無理のないように、お越しいただければ幸いです。
今日を
何万年の一日として
板書する
(「あかり」より)
2020年5月から7月にかけて
毎週日曜日、静岡新聞の朝刊に掲載された
連載『暮らしの音たち』。
日常の何気ない「音」を切り取った12篇の詩と写真のなかから
数篇を取り上げ
ささやかな展示会を開きます。
詩と写真 ささめきとたたずみ〜『暮らしの音たち』より
ゆずりはすみれ Non.
2020年11月10日(火)〜29日(日)
於 HiBARI BOOKS & COFFEE
静岡県静岡市葵区鷹匠3丁目5-15 第一ふじのビル1F
https://hibari-books.com/
営業時間 11時〜20時(月曜定休)
駐車場2台・近隣にコインパーキング有
※体調にご無理のないようにお越しください。感染症対策のため、入場を制限する場合があります。また、ご来店の際には、マスクの着用、手指消毒等、感染症予防をお願いいたします。
・ゆずりはすみれ在廊予定日
10日(火)11時〜15時
13日(金)18時〜20時
20日(金)18時〜20時
28日(土)14時〜18時
29日(日)16時〜20時