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食堂かたつむり



yuzuです

なんだか久しぶりの読書記録です

最近はじめて読んだ!という本ではないのですが
今回は私のイチオシの本について
書きたいと思います✎


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食堂カタツムリ



小川糸さんの食堂かたつむりです

映画化もされている作品ですが
私的にはダントツで本をお勧めいたします

倫子役が確か柴崎コウさんだったと思います
柴崎コウさんが好きなので観たのですが
本を読んだ後だとやっぱり自分の世界観が
出来上がってしまっているので
本の方が好きだなぁ、と思いました


そして作者である、小川糸さんの作品が
私はとっても好きです

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/小川糸

優しい、心に沁みる本が多いです𓂃ᐝ 



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食堂かたつむりの主人公、【倫子】は
色々と、本当に!色々とあり
東京から地元に戻る帰ることになり
そこで小料理屋を営むことになる、というのが
すっごい大まかなあらすじです
(今回はネタバレなしでお送りしたく存じます!)


BUMP OF CHICKENの曲に
魔法の料理 ~君から君へ~
という曲があるのですが
まさに、料理は魔法だなぁ、と
思わされる本です
魔法使いになりたい私は
(何度も書いていますが……)
少しでも魔法の匂いがする本を
嗅ぎつける能力はあるようです


都会の狂騒の書き方も
人の心の移ろいの書き方も
田舎の植物、環境の瑞々しさの書き方も
全て、目で見て肌で感じたような
そんな感覚になる本です

一つ一つの言葉が丁寧なので
必然的に自分も丁寧に生きよう
と思えるので定期的に読んでいます

最初から最後まで読む、というよりは
開いたページのワンフレーズを読むだけでも
何かが満たされるような、そんな本ですね( ¨̮ )


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人間とは綺麗でなんぼ
みたいな考え方が蔓延っている今日この頃

いやいや、人間とは見た目も中身もそんな
綺麗なもんじゃないよ
歩いてきた道の上に今の自分が立っていて
その道が全て綺麗だったことなんてないんだから
無理して綺麗に取り繕う必要はないの
と自分を顧みちゃったり

本だったり映画だったりは
他人の人生や作り物かもしれないけれど
それをエンタメとして楽しんでいるのも
間違いなく事実としてあって
しかもそれは人が死んだり
壮絶な人生の上に幸せを掴み取ったり
そんなものが好まれてる世界で
実際、皆が目指しているものとは
少し違ったりするのでは?と
矛盾を感じたりします

自分で体験するには怖すぎるし
リスクがありすぎるので
エンタメとして成立するのですが


YouTubeとかInstagramとか
芸能人ではない、所謂一般の人が
ナイトルーティンとか生活の一部を切り取る
動画や写真もやはり平々凡々なものは
あまり見受けられない気がします

変わったことしてなんぼ、みたいな

そして永遠のテーマ【ダイエット】については
いつの時代も沢山転がっています

あとは綺麗なもの
とにかく衛生的に綺麗なもの


手軽に観れるものとして近くにあるものほど
現実味はあったりなかったり
それを見極める能力すら
求められる世界になったんだなぁ、と
しみじみ(しじみ)

映画での非日常や
本で活字に触れそこから想像と言いますか
妄想と言いますか、思いを馳せる、という
行為っていうのは日常を思い出させる
そんなことにも繋がっているのかな
とも思いますꪔ̤̮


もちろん、YouTube等もそうですが𓆸

自分の生活に取り入れれるものは取り入れて
生活が豊かになるよう活用していきたいデス



なんだか全然違う話をしてしまいましたが
毎日ブルーライトを大量に浴びて
コンクリートジャングルで暮らす
私にとって田舎で携帯も使わず
食材に直向きに向き合う
食堂かたつむりという本は
カサついた手を潤してくれる
ハンドクリームのような(例えが下手)
そんな素敵な本です( ॑˘ ॑  ) ⁾⁾



ネタバレなしでいこうとすると
感想文書くの難しいですね〜〜
鍛錬します



それでは、また



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