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=読書感想文=藤原和博の必ず食える1%の人になる方法

-この本を手に取ったきっかけ–

西野さんの魔本のコンパスにオススメしてあったので、興味がありました。
何しろ「バチクソに面白いから絶対に読んだ方がいい」(西野さん文そのまま)とのことでしたので、、、

魔法のコンパスのまとめはこちらから

–この読書感想文の読み方–

本の中から、気になった言葉(文章)を引用しています。「 」の部分です。本を純粋に楽しみたい方は、ここを読まずに本を入手されてください。
「→」は、私の感想です。

読んだ人によってそれぞれ心に刺さるポイント、文章が違うと思います。
読んで見たいと思ったら、実際に読んで、再びこの文を読んでいただき、
私の着眼点との相違を楽しんでもらえれば幸いです。

そして、あなたの新しい発見や問題の解決のヒントになったら嬉しいです。

–スタート–

「時間はどんな人にも平等に24時間与えられていて、かつ有限な資源です。」
→完全に有限です、しかもつい枯渇するか誰にも予測できないというものです。

「普段、本をやまない人は一次情報、つまり自分の限られた特殊な体験しか話すことができません。「自分は〇〇した」「自分は〇〇という話を聞いた」ということばかりです。」

「本にもよりますがあるテーマで、著者が一生のかなりの時間をかけて獲得したことが、1冊の本の中に時間をかけて書かれています。」

ここから先は、著者のカテゴライズする4タイプに分かれて話が進みます。

第1章 A「経済的価値×権力志向」(社長タイプ) →p55へ
――「力」を求める人の4つの条件
第2章 B「経済的価値×プロ志向」(自営業タイプ) →p113へ
――「技」を求める人の4つの条件
第3章 C「経済以外の価値×権力志向」(公務員タイプ) →p171へ
――「つながり」を求める人の4つの条件
第4章 D「経済以外の価値×プロ志向」(研究者タイプ) →p193へ
――「好き」を求める人の4つの条件

個人的には、どの章にも自分に当てはまる重要なことが書いてあったので、一気に読んでいいと思います。そのため、ここから先も章に関係なく、気になった文節を引用しています。

「10種類以上の仕事をしてみると、会社の相場感がつくでしょう。自分とその会社の波長が合うかどうかがわかり、業績が伸びていくかどうかも、なんとなく感じるようになります。」
→学生の頃、一部上場企業から、個人商店の寿司屋まで、アルバイトしましたが、それぞれいろんなやり方や視点があって勉強になりました。時給以上の価値がありました

「サラリーマンの時給は、平社員から取締役までで、大体2,000円から5,000円。医師や弁護士などの高度な専門技術をもった人なら1万から3万円で、マッキンゼーのシニアコンサルタントの時給は8万円ぐらいです。それは希少性によって決まります。要するにレアな人かどうかなのです。」

「簡単に言うと人から与えられるのが作業で、自分からするのが仕事です。」

「従業員第一というのであれば、社員持株会の比率が多くないのはおかしい。」

「営業の一番の基本は、相手と自分との間に、どれだけ共通点を見つけられるか。さらに見つけた共通点のはだだけで、会話が30分もつかどうかです。」

「仮に、自分と共通点が全くなかったとしても、人間は自分が話したいことを存分に話させてくれた相手を信用します。」

「自分の頭の中にある要素ではなく、相手の頭の中にある要素でプレゼンする。」

「要するに、交渉力は聞く力だと言い換えていいでしょう。聞く技術を磨けば自然に交渉力がアップします。」

→人とのコミュニケーションが上手な方ではないので、共通点を見つけても30分は難しいですね。これは、別の本を読んで勉強したいと思います。

「外国人は、自分が味わったことのない珍しい体験をしたときに喜びますよね。
レアな体験であればあるほど、思い出に残るのではないでしょうか。豪華だとか高級だとかは二の次です。」

「イギリス料理は美味しくない…と私は思っていません。」などと途中で結論を変えることができる。相手との関係性を非常に重視するインタラクティブな言語なんです。」
→日本語は、という話で出てきました。そうですね。結論を出さずに、相手の表情を見ながら、言っていることを変化させられる言語ですね。

「英語マスターするには、A4のレポート用紙20枚分、自分に関わることを英作文して丸暗記すること。騙されたと思ってやってみてください。」

「自分がやってきた仕事の棚卸する。」

「読書を始めたら、 話題の書籍に対して常にアンテナを張りましょう。おすすめしたいのは、決まった書店を定点観測すること。」
→最近は、ピンポイントでアマゾンで購入するか、購入した本の中で、繋がる本を読むことが多いですね。たまには書店に行って見たいと思います。

「この場所に行くと、なぜが落ち着いて、しっくりくる。コーヒー一杯千円くらいしますが、場の雰囲気と、もらえるエネルギーが値段に含まれていると解釈して、よく使わせてもらっています。」
→渋谷のエスタシオンカフェとのことです。福岡は、なぜかエヴァンゲリオンになっていました。ガンダム世代の私にはちょっとエネルギーをもらえなさそうです。他に探して見ます。

「1万時間かければ、どんな人でも、どんなことでも、必ずプロレベルに達することができます。これは、マルコム・グラッドウェル「天才!成功する人々の法則」(勝間勝代訳、講談社)に、はっきり書かれています。」
→読みたい本リストへ

「仕事仲間は、自分と時間感覚が合う人を選びましょう」

「リビングにテレビがあるのは、会話を楽しむ教養がない人もすること。」
→フランスではこう言われているらしいです。我が家もテレビ持っていません。会話を楽しむ教養があるわけではないのですが、会話を楽しもうと思います。

「私は10年以上、能率ダイヤリーB5月間ブロック」
→3年くらい前まで同じことをしていましたが、EVERNOTEに移行しました。過去の何冊にも渡って、その場、検索できるというのは結構ありがたいです。

「プライベートの名刺を作るとき、また独立して名刺を作るとき、ゴチャゴチャ余計なことを書くのはやめましょう。シンプルイズベスト。」
→これはその通りと思いました。その日に作り替えました。何しろ、蕎麦インストラクター兼写真家兼時計修理技能士兼読書愛好家の—-と書いていたので何している人だか、、、

「会話のとっかかりになるものを、いろいろかばんに仕込んでおくのです。北海道の馬具メーカー、ソメスサドルが展開しているブランド「バッサージュ」

「ホームページには私の近況のほか取り組んでいるプロジェクトの内容、書籍の紹介、講演スケジュールやメディアの出演予定などを掲載しています。少しで古いスタイルですが掲示板もあり、常連の方々と議論を交わすこともあります。」
→名刺にごちゃごちゃ書かずに、今時HPに詳細を書いて置いた方がわかりやすいということでした。早速、HPを改良しました。最近は、本当に簡単にHPが作れるので、オススメです。

「本当に腕のいい人が撮ると、自分でもみたことがない、いい雰囲気の写真に仕上がります。自分史上、最高の表情だと驚くことさえあります。」

「独立するときに自分の書籍があるかないかは非常に大きいからです。そもそもブロとして世の中に打ってでるのあれば、自分がそれまでに蓄積したエクスパタイズをまとめて、一冊の本になるくらいでないとおかしい。」

「講演の序列を上げて行くにはまずは「お車代3万円」だろうとなんだろうと引き受けて、聴衆に価値ある話を提供し満足してもらうことです。」

「レアな人は孤独です。100人に1人の人は、その他の99人より孤独です。」
→本当に孤独です。その中で、自分を律して、仕事をできるかが、レアな人に求められると思います。

「高い山には広い裾野が必要なので、早く始めるに越したことはありません。」

「本業での稼ぎと、やりたい仕事ををやるべき仕事を分けて考えているのです」
→ときには、自分を安売りしたり、タダで仕事を受けたりして、仕事以外で他者からクレジット(信任)を得るということらしいです。

今後、私は、「〇〇セラピスト」が無限に生まれると生まれると予想しています。
→まさにそう思います。様々な人がレアの能力をネットなりSNSを使って、それを求めている人と繋がっていく世の中になると思います。私は、ブックセラピストをやりたいと思います。

「普通の花屋にあるメジャーな花を全種類取り扱わなくても、例えば青い花だけ集めて売る、福島百合だけ集めて売るというランチェスター戦略が有効です。」
→こういうことができるのも現代ですね。

「愛する。それはお互いを見つめ合うことではなく、一緒に同じ方向を見つめることである」
→サン・テグジュペリの言葉が引用されています。

「他の人を楽しませようと意識しながら、「好き」を極めることが大切です。」

–全体の感想–
最初に書き忘れてしまいましたが、100人に1人になる最初のハードルですが、著者曰く、パチンコしない、携帯ゲームしない、読書するで、8分の1、12.5%のレアな人に入れるそうです。嬉しいです。全てクリア。でも、ここから先はちょっと長そうです。

1万時間といえば、1日8時間で、約3年半。3年なんてあーだこーだ言っている間にすぐ経ってしまいます。ましてや、今の仕事をベースに始めようとすれば、1日に費やせる時間は、数時間です。3時間だとすれば10年です。どれだけ、早くスタートするかに掛かっています。

スタートするなら今です。好きでなかったら多分続きません。それはそれでいいと思います。それがわかったので。そしたら、次を探せます。ツボにはまったら、1日3時間だけなんて言ってられなくなって、本業に侵食していくでしょう。でも、それもいいと思います。1万時間が早くきますので。

1%の人になれるかどうかは、知らないうちに1万時間経ってしまったみたいな、好きなことに出会えるかどうかですね。

--終わり--

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