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未来話 ~習い事~

未来の事です。
ある女の子(アイ)は、学校から帰っていました。
「あー。今日はピアノかぁ。嫌だなぁ。」
「えっ⁈もうこんな時間!あと十分でいかないと遅れちゃう!」
最近、アイのピアノ教室に来た女の子(ミサキ)がピアノが上手く、アイはピアノに行くのが憂鬱になっていました。
なので、大好きだったピアノが嫌いになってしまいました。
(もうサボっちゃおうかなぁ。
 でも、先生怖いしな)
とアイは思いました。
そんな時、ミサキが通りかかりました。
「あっ!アイちゃんだ!」
とミサキは驚いた様子で言いました。
「えっ!ミサキちゃんだ!」
ミサキに会うと思ってはいなかったアイは声が大きくなりました。
「私もうピアノ辞めるんだ~!」
アイは、
「どうして?」
と聞きつつ、思いました。
(ピアノはこの教室で上手くなったから!もうやる意味ないでしょ!とか言われたらどうしよう。ミサキちゃんが性格のいいことを願おう!)
「だって、他の習い事をしたくなったから!」
アイは、
(えっ!才能あるのに何でだろう?)
と不思議に思いつつ、聞きました。
「何の習い事?」
「空手だよ?」
と普通だよ?というように、ミサキは言いました。
「え~!嘘だよね?嘘だよね?嘘っていうよね?ドッキリ?」
ととてもアイは驚きすぎて疑いました。
アイにとって、ミサキはとても大人しそうで人見知り屋さんでした。
「空手って・・・・・・怖くないの?」
とアイが聞くと、ミサキは
「うん!怖くないよ?怖がってばかりだったら、何もできないじゃん!」
と自慢気に言いました。
「そんなことより、時間大丈夫なの?先生怖いから早く行った方がいいんじゃない?」
とミサキは聞きました。
「あっ、うん、、、そうだね💦」
と焦ったアイは言って、ピアノ教室へ向かいました。
ミサキは、
「私も時間ヤバくね?空手行こ~う。」
とのんびりした調子で言いました。そして、焦る様子無く、空手教室に行きました。
そして、アイがピアノ教室に着いた時間は、ギリギリでした。
ミサキは間に合わなかったですが、運よく、今日は空手が休みの日でした。
「ヤッタ~!今日は、ゆっくりできるぞ~!」
と空手に行きたくなさそうな言い方でミサキは言いました。
そして、家に帰っている途中に何も起こりませんでした。

アイはピアノ教室でピアノをしていましたが、どうにも上手くいきません。
「アイさん?もう少し〇○したらいいんじゃないのですか?」
とピアノの先生がアドバイスをくれましたが、上手くいきませんでした。
なので、よりピアノ教室が嫌いになりました。

「才能無いのかなぁ。もういっそのこと、親友のカルンの習っているダンス教室に乗り換えようかなぁ。」
と思いました。

そして、次のダンス教室の日、ダンス教室を見学したとき・・・・・・!
「ミサキちゃん⁉」
なんと、ミサキが居たのです!
「あ、アイちゃんじゃ~ん。」
「空手は?」
「自分に合わなかったから、辞めたよ~。アイちゃんピアノは~?」
と呑気にミサキは言いました。
「あっ、うん、、、もう辞めようかなって思ってて。とりあえず、ダンス教室の見学に来たんだ。」
とアイは遠慮がちに言い、続けて言います。
「ダンス教室に集中しよっ。ねっ?」
ミサキはもう少し話したかったかった様子ですが、ダンス教室に集中することにしたようです。
「♪~」
と曲が流れています。その曲はテンポの速い曲でした。ダンス初心者のアイには到底無理です。なのに、ミサキは淡々とこなしていきました。
(ミサキちゃんはいいよね。何でもできて。どうせ私は落ちこぼれ何だから。私とミサキちゃんは違うんだよ。)
とアイの中で嫉妬の感情が渦巻きました。ミサキは、額に汗が流れています。アイは、自分でもできることがわかりません。

そして休憩時間になりました。
アイが、休憩しているとカルンがやってきて言ってくれました。
「アイって、絵をかくの上手だよね~!」
そうです。アイは絵をかくのが上手なのです。
最近では自分で漫画を描いたりして、投稿したりしていました。
アイは、
(私にもできることがあるんだ!)
と嬉しく思いました。アイは決めました。
「私、絵画教室に行く!ピアノも頑張って、金メダルを取るんだ!」

あとがき~!
ゆずまるとあんこもちで一緒にかきました。
あんこもちはゆずまるのいとこです。

ゆずまる
最初の方は一文ずつ順番にやっていたのに、なぜかゆずまるが三文位一気にやって、順番じゃなくなった。
自分の考えたことと相手の考えたことが違うくて面白い。
たまには良いかも。

あんこもち
面白かった!
ゆずまるが、文を打つのが速すぎたw

笑わないで~(ゆずまる)

あんこもちのnoteはこちら↓


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