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虎に翼ノート

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ふと気づいたら、今期の朝ドラについてコメントしたノートがずいぶんたまっておりましたので、まとめておきます。同じドラマがお好きなひと、もしくは気になるというひとに読んでいただければ…
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記事一覧

虎に翼 最終週を見て気づいたテーマ

隠しテーマというほどではないかもしれないけれど、拾っておかないといけない落ち穂というか、…

虎に翼 バトンタッチ後のささやかな雑感

虎に翼が終わってしまって、ロス……というのとも違う。最初の週末は、これから私は何をがっつ…

虎に翼 最終回 最高です!

終わったー。べとべとせず淡々と、それでいてじんわりくる、いい終わり方だった。佳いものこそ…

虎に翼 第129回 優三さんとの約束

振り返ってみると、互い違いのように色んな話が差し込まれてくる構成のドラマなんだなあ。しか…

虎に翼 第129回
そうかあ、循環形式なのね。寅子の法律との出会いは、イコール桂場の夜学での講義(穂高の代講)を扉越しに聞いたときだったし、裁判官として雇ってほしくて桂場に話しかける冒頭シーンは猪爪家の皆が出てくるよりも先だった。最後にまたこの二人のやりとりに戻る。カッコいいな。

虎に翼 第128回 わからないことは考え続けるが程々に。

物語の終わりが近い。最初に敷かれた幾つかの盤石が古びていい風情になってきて、あとはもう、…

虎に翼 第127回 パフォーマンスの質をあげるのに負荷は必要か

負荷をかけてパフォーマンスにあえてバグ効果を期待する。というと言い過ぎかもしれない。特別出場枠(ワイルドカート)とか、いろんな呼び名はある手法のことを昨日辺りから考えていた。 たとえば密室のセットのなかで、テレビのカメラで撮影されているドラマなのに演劇(舞台)のような様式演技を混ぜ込む。ナマの「違和感」を強く感じたのは、のどか/尾碕真花(おさかいちか)が「この人たちのこと好きになれない!」と、寅子と優未を家族として受け入れるにしてもそもそもの家族観とやらが全然ちがうし、自分

虎に翼 第126回 イタコのように言葉をつむぐ

メモ魔とかノート好きというほど綺麗な記録を残せないタチなのですが、それでも125回は桂場の…

虎に翼 第125回 膝枕で胡蝶の夢?

鼻血を噴いた航一(役名・星航一、岡田将生)、等一郎(役名・桂場等一郎、松山ケンイチ)に膝…

虎に翼 第124回 心の中に住まわせた人

新潟に赴任していた時に寅子が出会った美佐江にそっくりの少女。名前は並木美雪。駅の階段から…

虎に翼 第123回 雨だれなどと名づけなくても

ドラマの鑑賞も十人十色でいい。今週のトラつばで「最終回」に向けて社会性と呼んでもおかしく…

虎に翼 第122回 ものを語る力

この回も大雑把に【三部構成】になっている。 〈パート1〉若手判事らへ左遷としか思えない人…

虎に翼 第125回 長官室の奥の壁に架かっていた花村の絵

尊属殺規定の見直しを時期尚早と言われ一度は飲み込もうとした航一。だが机上の理想論と一蹴さ…

日記 虎に翼 想像上の誰かの声

昨日の『虎に翼 第121回』についてだらだらと書いた予習内容(考察というにはあまりに烏滸がましい力加減なので)が、今日の第122話でバッチリと答え合わせ的にハマっていて、うわあ、爽快。こういうこともあるんだなあ、と。 ついでに書いておくと、東京家裁に移動してきた朋一が挨拶のときに熱く理想を掲げる、もしくは「皆さんのお考えをじっくり聞かせていただきたいです」と、受験戦争を要領よく勝ち抜きながら、内申での点稼ぎを狙うために暑苦しいリーダーを演ずる生徒会長みたいな挨拶スピーチをす

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