【自分と向き合う編】もしかして、こんな感じで自殺してしまった人もいるのかもしれない その7
お姉さまの言葉に、可愛げのないわたしは、すぐにこう思っていた。
いやいや、貴女は何かしらあって内地から石垣島に来たかもしれないけど。
わたしは、そんな逃げに走るような女じゃないよ、と。
本当に失礼な奴である。
が、ここには本当にあったことしか書かないと決めているので、包み隠さず書いておく。
しかし、わたしよりも人生経験の豊富そうな、このお姉さまは、
きっとそんなわたしを、お見通しだったのだろう。
ふっと笑いながら、続けた。
「まぁ、無理にとは言わないわ。ゆずさ