糞溜めにキスをして

初投稿。初めましてyuzくんです。完全実話の僕の幼少期の話を書かせていただきます。温かい目で見守っていただけると幸いです。


それでは始まり

、、、

、、、

、、、

あー、暑苦しい。そう言って目が覚めると今日もクソみたいな1日が始まる。

畳一枚分のスペースに元の色が分からなくなった薄汚い布団が引いてあって。目の前には飼っている猫の糞、積み重ねられた弁当のゴミ、いつからあるのかすら分からない食べ物だった物。

そう、紛う事なきゴミ屋敷。何でこうなってるのかは後々話そうと思う。

腹が減った。朝はまずこの感情と空腹感に動かされる。そうして引き寄せられるようにして冷蔵庫の扉を開くとそこで異変に気づいた。

冷蔵庫の中には何も無かった。いや、正確には食べられる物がなにもないが正しいだろう。

それにしても臭いが酷い。その原因もわかっている。電気が止まっているのである。1週間?2週間ほど明かりをつけずに過ごしている。

結局賞味期限が1週間ほど切れた牛乳とちゃんと保存されずにかぴかぴになった食パンを食べる事にした。

拝啓この時の僕へ、今はちゃんと温かいご飯を食べれてるから安心して。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?