見出し画像

|。\) )))) 呼び逃げ

「やーっくん!」

近所の男の子を好きになった2才の私。
その子を見かけると、名前を呼んでは、壁の後ろに隠れた。

呼んでおきながら、その子が振り返る、こちらに来るかもしれないと思うと、恥ずかしくなって、隠れてしまうのだ。

年上だったそうだけど、いくつだったのだろう?
そして、そんな私をどう思っていたのだろう?

記憶に残っていない頃の、初恋。


※母から聞かされた話を基にしています。男の子の名前が「やっくん」というのは、正確な情報かどうか、未確認です。

***

リライトした作品を、オーディオブック配信プラットフォーム「Writone(ライトーン)」で公開しています。
音声版をお聴きいただけます。

***

【リライト版】

***

【初恋話が好きな方々におススメの作品】

雨の京都シリーズ」を朗読・音声化して下さっている
声優・熱情 誠さんの初恋話を基にしています。
人気作品です。

有料記事は、note IDがなくても、ご購入いただける設定をしています。 無料記事に対するサポートもお待ちしています♪ note指定の決済手段がない方は、ご連絡願います。