ハイセンスな70〜80年代の邦楽紹介していくからちょっと来い
巷で古着が流行ってんだから、そろそろ70〜80年代の邦楽のブームがきそうじゃね?
ってことで、若い人にこそ聞いてほしい今聞いてもまったく古臭さを感じさせないセンスフルな神曲を紹介していく。
ちなみに俺も20代だから、当時の音楽的背景とか知識はわからないよ。
とにかく若者目線で聞いてファーストインパクトで衝撃を受けた曲だけを独断で紹介していきます。
1. サザン・ウインド / 中森明菜
中森明菜?いやいやー、初っ端から昭和臭プンプンな懐メロ出してきてますやん…って思ったそこのアンタ。
たしかに中森明菜の他の有名曲はザ・昭和って感じのが多いかもしれないが、この曲はぜんっぜん雰囲気がちがうから騙されたとおもって聞いてみてほしい。
中森明菜の曲で唯一玉置浩二が作曲を手がけてる。だからとにかく曲調がかっこいい。
聞き手の心を鷲掴むイントロ、感情を抑えたAメロ、そしてあの爆発力のあるサビ。
今聞いてもやっぱりかっこいい…
2. かもめが飛んだ日 / 渡辺真知子
これ初めて聞いたときはビビったね。これが78年に作られた曲…?導入からハイセンスすぎるだろ。
それに加え、特筆すべきは渡辺真知子の圧倒的歌唱力。いやー、歌が上手すぎる!サビ前のあーあー⤴︎(裏声)からのロングトーンはいつ聞いても鳥肌立つ。
全編クライマックス全編サビみたいなハイカロリー、聞きどころが多い神曲。
3. パープルタウン / 八神純子
Aメロ→Bメロ→Aメロ→Bメロを繰り返したあと、普通の曲ならここでサビに突入する。しかし、ここではあえてサビにいかずにCメロがくる。このCメロの流れがとにかくかっこいいんだよ。曲の雰囲気がガラッと変わる。そしてサビに突入!とにかく構成が見事としかいいようがない一曲。
80年代にもこんなに前衛的でスタイリッシュな曲があったんすね(ゆとり目線)
4. 上・京・物・語 / シャ乱Q
おま、シャ乱Qは90年代だぞ…って思われるかもしれないがどうしてもこの曲だけ紹介したかったから無理やり入れたw
この曲のイントロ、危険すぎるから注意してほしい。一度聞いたら頭にこびりついて離れないよ。マジ中毒性が異常。騙されたとおもって聞いてみて。
つんく♂の天才さがわかる一曲だ。
5. ウエディング・ベル / Sugar
三人組女性ボーカルグループ。
聖歌のような入りで、一見聞き手にウエディングを祝う曲だと思わせておきながら、サビでは容赦なく新郎新婦をdisりまくるっていうぶっ飛んでる曲。聞いてて思わずニヤニヤしてしまう抜群のセンス。
「くたばっちまえ、アーメン」てwwwwwしかもアニメに出てくる少女のような可愛い声で言うな。
6. フライデー・チャイナタウン / 泰葉
元旦那をブログで「金髪豚野郎」呼ばわりしたり、実家のヤバい秘密をメディアで大々的に暴露したり、突然坂口杏里を養子にすると言い出したり、資金難で音楽活動ができなくなった逆恨みでマネージャーの自宅の前に犬のフンと出刃包丁を置いたり、突然都知事選に立候補したり…、とにかくヤバ女として有名になってしまった泰葉様の神曲。
プライベートではヤバ女かもしれないが、音楽に関していえば文句なしの天才。だって、80年代にこんなスタイリッシュな音楽を残してしまったんだから。
7. 私はピアノ / 石野真子
作曲はサザンオールスターズの桑田佳祐。本家は原由子がボーカルを務めてるバージョンなんだけど、石野真子がカバーしてる奴がすごくいいから俺的オススメ。イントロのコーラスが哀愁抜群。桑田佳祐はこの曲を"歌謡曲"を意識して作曲したらしいが、たしかにこの年代の歌謡曲の良さが詰まってる一曲だとおもう。
8. 真夜中過ぎの恋 / 安全地帯
安全地帯は1972年に結成。ボーカルは玉置浩二。作詞は井上陽水。
ちなみに玉置浩二は「音楽のプロ200人に聞いた本当に歌が上手いランキング」でSuperfly、久保田利伸を差し置いてぶっちぎりの一位に選ばれるっていう、よもや日本一のボーカリスト。
その理由は聞けば一発でわかる。低音の声の深み、高音の伸びの気持ちよさ、リズム感、感情表現、全てにおいて完璧としかいいようがない歌唱だからだ。歌うために生まれてきたみたいな歌声してるね。
安全地帯といえばワインレッドのイメージが強いけど、
真夜中過ぎの恋は玉置浩二の感情の抑えとサビの爆発っぷりが活かされてる哀愁漂う名曲だからぜひ聞いてほしい。
9. モンキー・マジック / ゴダイゴ
これ初めて聞いたときはずっと外国人の曲かと思って聞いてたわ。マチャアキ主演の西遊記の主題歌として有名になった曲。
このグルーブ感、キャッチーなメロディーライン、お洒落なサウンド、アメリカ人のいとこに聞かせてもハマってたからまちがいない。あと最初のアチョー!がマジでいいw
まったく古さを感じさせない真の名曲である。
10. T.G.I.F / チェッカーズ
また90年代のポップスバンド登場。ごめん、ごめんて!でも、どうしてもこいつを紹介したかったんだ。
俺が小学生の頃から好きだったチェッカーズ。家には当時のレコードがコレクションのように並んである。
チェッカーズには大きく分けて二種類の曲調がある。一つはバラード調のフォークソング。色んな曲漁ってきたけどほとんどの有名曲がこっちだとおもう。
俺的にチェッカーズがマジでイカしてるなっておもうのはもう一種類のほうで、とにかくアメリカンでパンクでノリのいい隠れた神曲が多いから聞いてみてほしい。
これ、今聞いてもめちゃくちゃ洒落ててかっこいいから一周回ってブームくるんじゃね?って密かに予想してる。
以上。快適な邦楽ライフを。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?