知的障害、発達障害など 障害のある方 ない方 片付け支援 考え方 その1 メモ

●対象 :全ての方

【●支援者の心構え】
 ・相手の気持ち・想いを理解しておく。
  →独りよがりの強引な片付けだと、支援を拒否をされる可能性が高い。
    →→GAME OVER
  →支援者が物を減らしても、相手が片付けについて理解、その気がなければすぐに元に戻る。急がば回れ。
  →最悪、精神の方であれば、症状の悪化、物への依存が強くなりゴミ屋敷になるなどが考えられる。

 ・急がない・焦らない・すぐに結果を求めない
  →数年単位で、少しずつ利用者さんが片付ける力をつけていけるように。
  →一人で出来ることを増やしていく。

 ・結果を求めすぎない心の余裕をもつ。
  →あくまで仕事。自分のことと思いすぎない。
  →そこで生活しているのは自分ではない。利用者さんである。
  →他人様の城(家)に入れてもらっていることを忘れない。

 ・自分に当てはめて考える。
  →そもそも自分の部屋はどの程度片付いているのか?
  →→片付いていなければ、相手にもあまり言えない。
  →→→そもそも、片付けの方法、意味を知らない可能性も。

  →仕事仲間で、お互いの片付け方法や片付けの難しさを共有して見るのも良いディスカッションになるかも。

  →自分にも大切にしているものがあるように、利用者さんにも大切にしているものがある。

 ・まずは相談しやすい関係づくり
  
→気軽に話せる関係を大切に。
  →→ 馴れ馴れしいだけの人にならないように注意

 ・片付けの支援は、本人の希望なのか。他の支援者からの要請なのか
  →本人からの希望であれば、手伝って欲しいと思ったきっかけがあり、本人も片付けに前向きである可能性が高い。
  →支援者からの要請であれば、本人は片付けをしたいと思っていないことが多い。そのため、支援がうまくいかないことが多い。
  →→ 小さな困ったを見つけ、解決し、片付けをしてよかったと思える体験をする。

 ・餅は餅屋
  →得意な人に聞いてみる。
   →成功した事例を調べる。
  →世の中の片付け方法を知る。

 ・出来ていること・出来たことを褒める
 →出来ていないことは注意するのではなく、どうしたらいいかを一緒に考え助言する。
 →→怒られる・注意されることを嬉しい人はほぼいない。

 →褒められることは嬉しい人が多い。
 →→成功体験は継続する力になる。

 ・片付けの意味・目的を自分の中で持っておく。


【●利用者さんのチェックポイント】

 ①どんな生活環境で育ってきたか
 ・育ってきた環境が雑然とした環境であれば、片付いていないことに違和感・不満がない可能性がある。
   →過去の生活環境の聞き取り
 ・物を持つことが裕福であると思っている世代がある。
   →物を手放すことへの抵抗感が強い。MOTTAINAI。

 ②片付けの経験があるか
 ・物を捨てることに心のブレーキがかかってしまう。
 ・家族が全てを行っていたため、経験が乏しい
 ・そもそも片付けってどういうこと? 

 ③ご本人が大切にしているもの・不要な物の線引き
 
・ゴミと宝物 捨てていいものはどれか
 

 ④金銭的な余裕はあるのか
 ・道具で解決できるなら、それに越したことはない。
 ・収納スペースの確保
 ・物のコンパクト化
 

【●おすすめ本】

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障害別の片付け支援のコツはまたの機会に更新します^ー^

*現在、思いついたことを書き留めているだけですので読みにくいと思います。一定の記事を作成した後に、もう少し読みやすく具体的にしていこうと思っていますので、長い目でみていただけたらと思います。


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