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ゆずの新卒VCの17週間目〜サマーウォーズを15年ぶりに見たら、昨日の映画?みたいだった〜

今村柚巴、新卒でVCとしての勤めてます。週報という形で自分にとっての学びなぞを描いていきたいと思います。


7月22日(月) 79日目

皆さん、ラブアンドベリーって知ってます?

ワイら、00年代世代がぶち上げのカードゲームです。狂ったようにカードを集めてました。当時。

これである

そんな俺たちの伝説的企業、SEGA様がVCをやっているらしいという情報を聞きつけまして、今村は早速

「凸ろう」

ということで

俺たちのソニック!

大崎にてセガサミーが運営しているコワーキングスペース、トンネル東京に行ってまいりました!

ここのコワーキングは通常貸し出し的に利用することが可能(フリーアドレス)です。

やはりゲームの会社なだけあって内装も近未来的

蓋を開ければ雀卓になる机
その名の通りトンネル的なコワーキングスペース
セガサターンの展示
ミニチュアプリクラ(こうみるとSEGAって本当に日本の平成彩ってるな)
伝説の台、北斗の拳の初号期

ゲームや漫画的なカルチャーが好きなワイ、涙目級の展示物たちにひしひしと涙目になりながらもオフィスを体験させていただきました。(嬉)

そして、ふらふらしているとセガサミーCVCのパートナー、清宮さんにも遭遇。普段なかなかカンファレンスで一瞬とかしかお会いできないので、とてもラッキーなタイミング!しゃもじをとりあえずすれ違いざまに渡したら、今までもらったことがないだそうで。案外いるのかもしれないです。まだ触れてはいない方。

その後も歩いてたらこんなところにたくさんのユニフォームが。

スポーツチームも持っているセガサミー。今時はDリーグ(ダンスのeスポーツチーム)が人気なんだそう。だし、バスケチームもものすごく人気になってきている。普段青学の横で試合がやっていたのですがもうチケットがほぼ取れない状況に。

この世にはたくさんのスポーツや大会があるものの、あたらしいものはもっとキャッチアップしていかないと。

わからないものが24歳にして多すぎる、、!毎日新しいことばかりで楽しいのです。わからないって市さいきょ

7月23日(火) 80日目

この日はSV全体のキックオフデー!!

メンバー全員がマイベストオフィスに集い、(ご好意で貸してくださりました。ありがとうございます!)これからの SVとしてのあり方は?などに関して議論。

そこでSVのGP(ゼネラルパートナー)の中村さんがおっしゃっていたことが参考になる&気になったのでシェアすると。

そもそもSVの強い介在価値は『スタート』の支援ができること。それは起業したことがないい人が起業する、という瞬間でも、シリアルの方が新しいスタートをきるという意味でも、Web3などのグローバル企業家の日本での新たなるスタートでも。

その「スタート」の起爆剤の一つとなってあげるのはSVの役割だし、逆に言うとそれが伴わないプロジェクトに積極的に関わるべきか?と言われると、どうにかしてスタートできるものを探して、提示することが大事だよね。と。

おすしたべたよ

私たちは確かにシードVCであり、一番最初に関わって欲しいVCとしてのあり方がある。その存在意義を理解した上で動かないと、沢山いるVCの中で。我々である意味を見失ってしまう。

私たちは選んでいる立場であり、同時に選ばれている。

らしさを大切に、その上でさらに今村らしくしていきたい。頑張ります。2Q目!

7月24日(水) 81日目

今週の勉強会はinfoboxの平沼さん。

彼はX Tech Venturesの投資先なのですが、今回は彼の投資担当の高本さんにもモデレーターをお願いしました。

平沼さんは、高本さんの第一号の投資先。平沼さんは今こそセールステックの事業を行っていましたが、初期はまだ、なんの変哲もないコールセンター。その時代から投資をしてまさに二人三脚でここまできた人です。

平沼さんのコメントで印象的なことは、ファイナンスと事業をバラバラに分けて考えてはいけない。ということ。

普段、「事業をある程度進めばより高い時価総額がつくから、そうしたらファイナンスのタイミングだ」「株式を放出すると自由度が下がってしまうのでは」という声もあるものの、平沼さん自身はむしろ、マイルストーンを通期、半期、四半期ごとに会社の状態目標を設定し、事業を推進していきながら適切なタイミングでファイナンスをする。事業を進めてからファイナンス、ではなくファイナンスと事業はまさに一緒である、ということを伝えていました。

あとこれも参考になったのはVCと起業家との関わり方。

資金調達をした直後、高本さんは平沼さんに日程と時間をある一定確保され、一緒に事業に必要な業務を行っていたらしく。(業務時間外で)

確かに、ふわっと頼まれたらなかなか我々はバタバタして対応できないけど、「00時から3時間コミットしてくれ」と言われたら時間を空けられる。むしろはっきり定めてくれた方がコミュニケーションをとりやすいまであります。

ファイナンスした株主(VC)も起業家も、結局人と人。どちらが目上とか下とかそうでなく、事業を前に進めるためにできることを全部行う。これこそが必要なことなんだろうなと。

あと、大型ファイナンスやEXITしている企業を調べまくって、資本政策などを照らし合わせていたと話していたことも印象的でした。SVみたいなシードVCの場合、起業家が「株式放出をすること」に対して抵抗感が高いケースが多い。ただその理由って大体「なんとなく、株式比率が下がると自由が効かなくなるように感じる」みたいなものだと思うんです。

世の中の怖い、抵抗感、的なものを感じるものって大体情報の量が足りていないから起こることなんだろうなと思っていて。その不安を取り除く方法って結局調べまくったり適切な人に質問したり、情報の量で解決するしかないんだろうな。と改めて思いました。

ただ、その論理を私がきちんと説明できないといけないし、起業家の人が「調べてみよう」と思うきっかけを作らないといけない。ポジショントークになってしまわないように、適切な情報へのアクセスのきっかけを作る。そのためにインプットする。それが仕事だよな。私の。

7月25日(木) 82日目

投資先、OPTEMOのキックオフに参加してきました!

OPTEMOはオンラインでwebサイトを見る動きとリアルタイムで合わせてCSが電話対応することができるサービス。

彼らに対してSVが投資をしたのは約三年前。全く異なった事業を起案している中、木下さんが転換を勧め、すぐに変更の上でVCも回り始めるという動きの異常的な速さに対して投資を行ったそうです。

今ではメンバーも数が増え、普段リモートワーク中心なこともあって東京で集まってキックオフを行うということでゲストとして参加し(た、きのしたさんにくっついていきまし)た!

また、SBIの投資部の方々もいらしてまして。OPTEMOはSBIが投資をした最初のシードスタートアップ。担当の小野さんもとても感慨深そう。

投資先が適切に必要とされ、大きく大きくなっていく瞬間って本当に感動的なんだろうなと。割とゆるっと楽しいような瞬間でしたが、木下さんが「こういう瞬間にいられるのが何より楽しい」と仰ってて。起業家とそんな時間を過ごせるようなキャピタリストであり続けたいなあと思ったものでした。

(今が一番楽しい、大きくなる瞬間です!(これは今村の直感ですが)ご興味ある方はぜひ。)

7月26日(金) 83日目

夏!といえば!阿波踊りです!!!

我々Skyland Venturesは昨年の夏、阿波おどりにネーミングライツをスポンサーしており、きっかけに阿波おどりに行き始めました。

ただ、この阿波おどりは地味に伝説を起こしており。

去年阿波おどりに来ていた(ほぼ勝手についてきた)川島くんが、阿波おどりきっかけに1億円の調達を決めたり、

他にも今村が就職する(理由の一端になる)、内藤元徳島県市長がSVが主催したスタートアップ運動会の会場、那須ハイランドパークの元会社の執行役員になるなど、阿波おどり界隈のニュースが沢山あるほど、凄まじい会なのです。

そんな阿波おどり、今年もSVとして行きます!

今年はより現地で行われるアクティビティと関わりたい、ということで。東京大学をはじめ、IT関連の起業家や官僚など、謎に強い人々が集うと噂される阿波おどりチーム、「東大連」として参加することに。

なので取り急ぎ決起会に行ってみました。

普通に飲み会かな〜と思って指定されたお店に入ってみたところ

めっちゃ踊るやん。

約三時間の飲み会中、15分に一回のペースで踊り始める始末。えぐい。エグすぎる。(皆さんの体力どうなってるんだ)

ただ、久しぶりに交流するだけではない交流会に参加しまして。なんだかやはり距離感が近づくなと最実感。

「踊る」という通常では起こり得ない状況を共有することで、全く別の世界線に生きる人々の間に共通事項が生まれる。

飲み会で飲み物がこぼれて慌てて皆で拭いたり、キッチンで洗い物をしたり。所謂作業をすることが今村的に一番話し安い手段だと思っていて。それが大人数に・自然多発的に提供できるのが阿波おどりなんじゃないかなと。多様な人が一気に踊る決起会を見て思いました。

8月11~13日参加者、大募集中です!(現在15人ほど集まっています)ぜひ今村までご連絡くださいませ!!!

おまけ

土曜日に、サマーウォーズを観てきました。

この映画は2009年に放映された映画で、15周年とのこと。私は毎年夏は見ないと生きられない程度には好きなので、当然のように見に行きました。

ただ、改めて今ストーリーを見てみると、

「メタバース空間で生活する普通の高校生が、天才ハッカーが開発した自主学習ハッキングAIと戦う話。たまにEスポーツ的な要素も入る」

という、令和ですか?的な内容。

違うのは、ガラケーとDSという点だけ

映画が未来を取りすぎていて、世の中は実は超早いと思われつつもゆっくり時間は過ぎてるんだな、とも、漫画の監督ってめちゃめちゃ未来予想的だから起業家に適しているのかもな、ともおもったり。

この映画の途中で出てくるおばあちゃんが、今村の将来の夢なのです。

この映画に出てくるおばあちゃん、謎に色んな世界の重鎮が友人で、世界が狂ったときに友人に電話をかけまくって解決に導く、という描写があります。

そのときにかけていた言葉が「あなたなら絶対できる」という言葉で。

私がVCとして起業家と面談をするときも同様かもしれない。と。

起業家のアイデアに対してまずもって否定をすることもできるけど、それでもその人の今までの動きにリスペクトを持ち、接し続けること。それが自分の目指したい姿なのかも。

思いっきり否定されたり指摘されることも人生少ないけど、心から鼓舞してくれる人がいることも少ない。
私はそもそも、そんなに論理的な議論がまだできないし、でも行動量と異質なチャンスを逃さない、素敵な人に出会える運は持っている。その自信だけはある。であれば私が出せるバリューって、私自身がユニークであり続けて、素敵な人を惹きつける人であり続ける人なのでは。と思ったりしたのです。

本当にいいと思う人を見つけて、真っ直ぐ肯定し続ける。

初心を思い出させられました。

1週間の総評

心から人を信じる。まずは私が動く。

スタートアップの方!そうでなくても!今村と30分mtgしましょう。↑のURLよりお申し込みください。

SVでは毎週木曜朝8~9時に勉強会を行なっております!是非お越しください。


人生のターニングポイントをこのマップに刻んでいってください〜 https://universityofuniverse.net