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スタートアップ150人を集めて運動会を開いたら何が起こるのか。

こんにちは、BBQの肉焼くのが上手すぎてベンチャー投資会社に採用され、運動会を開いた女(BBQ採用ネキ)、ゆずです!

情報量が多いぞ!


BBQ会場で採用されたので運動会を開くことにしました。

いつ見てもわけわからん文ですが、8月にBBQ会場でスカウトを受け、スカイランドベンチャーズ株式会社(以下SV)というスタートアップ企業に投資をする会社(ベンチャーキャピタル:VC)で働いておりますゆずと申します。

私は『投資』という比較的硬派そうな業務を行う業種(の中でもだいぶぶっ飛んでる会社)を行なっているのですが、先日色々あって#スタートアップ運動会という運動会を開きました。ふざけて無いです。マジです。

嘘じゃないよ

開催までの経緯は以下のブログで書いており、今回の内容は推理モノでいう『解決編』的な内容になります。単体でも読めるようには書きますが、絶対に読んだ方が納得がいくと思います。↓

忙しい方のために超端折ると「スタートアップ」と「社会起業、大企業、アーティスト、留学コミュニティ、学生etc…」ってなんとなく分断してるよね!なんでやねん!とゆずは思っておりまして。

とはいえ基本的に共通言語がない(得意領域が違うため)状態の人々を繋げるには【めちゃくちゃに遊びまくる】というきっかけが必要であると考え、めちゃくちゃに遊ぶイベント=運動会を開くに至った。という話です。

ちゃんと読んだらそこそこ面白く読めるようにはブログ書いたのでやっぱり読んd(略

2ヶ月前にノリで立ち上がった企画です

遡ること2ヶ月前の8月30日、運動会共同代表を勤めた後藤智子(トビタテ!留学JAPANの仲間。詳細はブログで)がSVオフィスに遊びに来て、たわいも無さすぎる雑談を私と木下さんとしてる時が立案日でした。

ゆず「なんか、秋っぽいイベントやりたいね。うちの会社BBQばっかやってるし。」
後藤「あはは、運動会とかおもろいよね。運動の秋だし。」

ゆず「え、運動会やらん?ガチで。」

木下さん「よくわかんないけどいいですよ??」

木下さん「でもすごい先の予定決めるのはきついから10月末開催ならいいですよ」

こんなうっっっっっすいノリで始まりました。
とはいえ冷静に運動会ってどこでやるん?泊まりなの?交通手段???と何も分からないままその日は解散。まあノリでしかないし、そもそも開催まで2ヶ月しかないイベントに場所貸ししてくれる施設なんてn…

8月30日(同日)である

その日には開催場所が抑えられてました。

声をかけてくださったのはIVSという国内最大のスタートアップカンファレンスを開催しているVCの島川さん。彼らが2021年に開催した那須のコテージリゾートなら力になってくれるかも!と急遽ミーティング開始。

そして宿泊場所が決まる。。

10月という紅葉の大繁忙期であるにも関わらず宿泊所・現地での運動施設・食事が確定演出。

一気に150人程度の部屋が抑えられ、150人参加のイベントとなりました。

この辺で今村

やばい、、本気で運動会をやらなあかん…

約2ヶ月で集客・競技確定・タイムテーブル作り・バス等の発注・余剰コンテンツ作りをせねば、、あかんの、、?
という自分達がノリで言い出したことの重大さに(今更)気づいたのです。

マジでみんなに言いたいけど、夢は現実に落とし込むことが一番大切だぞ!特に面白い内容であればあるほどだ!夢の詳細がふわっとしてるからな!

どんどこ巻き込まれる人たち

事の重大さをやっと理解したゆずは、口を開けば「運動会」しか言わない女になり、ありとあらゆる人に協力依頼を開始。人集めに奔走しました。

コアメンバーが必要だ!

と思ったので

スーパー高校生、れいんぼーがクリエイティブ担当に(家まで行って口説いた)
世界かくれんぼ9位の高山さんが競技制作に(飲み会で口説いた)

SVインターン同期の愛川と北澤がコアメンバーとして協力してくれることになりました。

そこから先はもうとにかく突貫工事。必要そうなものが生まれたらお願いするスタイルで人を巻き込み始めます、
(ここから光速紹介TIME)

こちらが当日タイムテーブル。真面目なコンテンツは一切ない。

バスが必要!

那須って遠いんですよね。車で3時間の距離です。
なんとまさかのバスを3台貸切にしました。嘘でしょ。

バスレクしてくれる人が必要!

今回は全体150名を赤青黄3チームに分けてバスに乗せ、チームそれぞれに団長を決めて彼らにバスレクを任せました。正直往路の暇つぶし程度に思っていたのですが、チームがめっちゃ団結してた。ありがとう団長。

赤:田中さん(インキュベイトファンド)、鉢嶺さん(IPPO)
青:松本(スカイランドベンチャーズ)、田中さん、錦織さん(ekkyo.hub)
黄:愛川(スカイランドベンチャーズ)、野条さん(筑波大学)

みんなを盛り上げてくれる体操のお兄さんがほしい!

バディトレというセミパーソナルジムを運営する星野雄三さんです。運動会を経て入会数が爆伸びしたそうです。

かくれんぼってなんなんだ?

一般社団法人かくれんぼ協会の世界ルールに則ったかくれんぼが開催されました。画像じゃ意味わからんと思うので体験してください。

夜の遊園地に入りたい!

我々の宿舎は那須ハイランドパークの隣にあったのですが、まさかの夜の閉園済みの遊園地(一部広場のみ、アトラクションは1種のみ稼働、ほか遊具には一切触れない)に入らせてくれるという事態に。みんなのテンションが最高潮に。

夜の時間が暇なんですが、、

運動会の後の夜の時間は、さまざまな夜イベントを作ってもらいました。

ボドゲ、人狼、サウナ、バー、芋煮という多種多様なイベントがコテージごとに点在し、参加者が色んな宿を点々とする様子はRPGの宿場町を思わせられました。(ほぼ丸投げしたのに完全に仕切ってくれてありがとうございます)

運転手、必要だよね、、

ついてから気づいたのですが、会場があまりに広いんですよね。

(こんな感じで車で5分とかの距離にコテージが点在している)

徒歩で歩くのはほぼ不可能!なのに150人も参加者の方がいる!大型バスは往復のみ!なんでやねん!(誘ったんお前や)

千葉道場ファンドのスティーブンさんとココナラスキルパートナーズの佐藤優さん、SVの坂井柊斗、木下さんが(ほぼ寝ずに)たった4台の車で150人の送迎をするためにず〜〜〜〜っと運転してくれました。(本当にありがとうございます、、)

運動会以外のスポーツをやりたい!

運動会は2日間の合宿イベントにしたのですが、1日目は全員で運動会、2日目は4種のスポーツ(野球、フットサル、バドミントン、ピックルボール)を各会場に分かれてやってもらうことに。

直前に各スポーツの部長をお願いしたら皆さん超快く引き受けてくれた、、うう、、(ピックルボールに関してはプロならしいです。ピックルボールって何だよって思われてそうだけど今後絶対流行るスポーツです)

今後部活動は分科会として運営も数なので入りたい部活があれば教えてください!

阿波おどり踊りたい!

SVはは阿波おどりのネーミングライツをとった

ことから阿波おどりのファンなのですが、東大生が中心となる阿波おどりチームも参戦し、普通に運動会をしていたら急に踊るというゲリライベント↓を完璧にこなしてくれました。

ドローンも飛ばしちゃう!?

ドローン会社を営むトビタテ!の友人が声をかけてくださり飛ばしてくれました。動画のリンクを貼りたい、、貼りたすぎる、、

取り急ぎ画像で失礼します。

大量のお手伝いが必要!

変化連を中心とした武蔵野大学アントレプレナーシップ学部の学生や、ほかにも多くのスタッフの方が手伝ってくれました。(お医者さん等もいてくれて本当に助かった)

はあ、、はあ、、みんな助けてくれすぎるよ、、

明らかに常軌を逸したコンテンツの量は、参加者の方の「俺これやるよ!」があったからこそのもの。巻き込まれ、サポートしてくれる人達がいたからこそ運動会は完成することができました。

こちらはおまけですが宿を用意してくださった那須ピュアコテージの方がサプライズしてくれました。。!運動会でマグロの解体ショーをまさか見ることになるとは思わなかったです。

運動会って何だったんだ。

おそらく文章のみを読んでいる人たちは「これは何なんだ」感じられていると思われます。次回参加しましょう。さすれば内容が分かります。

一つだけ、私が感じたことを最後にまとめます。

そもそも今回の運動会は「別領域、別のバックグラウンドの人たちの領域横断」のために開催されたものでした。学びになる、裏には知識差が生まれてしまうコンテンツを一切なくし、肩書きをできる限り公開しないような内容・雰囲気の設計を行いました。

その結果何が起こったのか。

「何をしている人か」でなく「どんな人か」で交流が生まれた2日間だった

上記のツイートは1人の参加者のものですが、明らかに「あなたは何者なのですか」という会話が消えていた空間がそこに生まれていました。

具体的な現象はいくつかあって、以下に列挙致します。

・お子さん連れの経営者の方が『OOの代表の』ではなく『お父さん』として声をかけられ、親しまれる
・最後に作ったアンケートの『輝いていた人は誰ですか』と言う欄に「1人だった自分に話しかけてくれたOOさん」「子供と遊んでくれたOOくん」「みんなを助けていたOOさん」という内容が多く見られた。
・部屋割りが同じだった人たち(職種、年齢バラバラ同性)での飲み会が決定している(一部)
・運動会チームでの飲み会も決定し始めている(一部)
・否定/批判が少なかった、集合時間がどんなに朝早くても連携して集まってくれた。遺失物がほぼなかった。
・ピックルボール、ボドゲなどの趣味の分科会が生まれ始めた。
・別の参加者の方の以下ツイート↓のように、普段の領域が全く関わってない人との出会いが誘発されていた。

今回の運動会、私個人としては(まだまだ運営的な課題はあるものの)大成功でした。

スタートアップに関わり始めてから感じていた違和感と、それに対する解放の糸筋を見つけられたかもしれない。胸を張り切れるかわかんないけど、ちょっと背伸びしていえるような、そんな日でした。

お忙しい中、遊びのイベントを「無駄」と言わずに参加し、そして全力で遊んでくれた150人の人たちがいたから成し遂げられたことでした。ひとえにありがとうございます。

またこの企画にGOを出してくれ、期間中に通常業務を一切出来ずとも許してくれたSVメンバーも、ありがとうございます。

終わらせねえぞ!次は忘年会だ!

と、涙涙の大円団と思った皆さま!

来る11月29日(水・夜)運動会連動企画「スタートアップ忘年会」が開催されます!

やっと公開です!というか何もきまってませんが、他領域を集めた、というバックグラウンドは変わらず、みんなを労ってBBQをする大忘年会が確定致しました!何も考えずに参加ボタンを押しましょう!

そして!

運動会は終わりません!

まだ日程は非公開ですが、来年の企画が半確定。実働へと動き始めました。
まさかの一年立たずでの開催かもしれない!?更に大掛かりな企画?と、ワクワクする情報を小出ししつつ、乞うご期待ください!

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