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自分のことがいちばん分からないかもしれない


今日は完全に私が自分自身と向き合うためにこのnoteの場を借りさせて頂くという記事になると思います。暇つぶしに困ってるみたいな方にこんな人もいるよ〜って伝えるくらいの形で書こうかなと思っています。

私は今大学3年生で絶賛就活真っ最中だ。
今の状況を整理するととんでもなく就活に悩んでいる。

私はこれまで、「『社会福祉士』という存在になる」ということを夢として掲げ、そのために大学を選ぶ際も「社会福祉士」を取れる課程があるところを軸に受験したし、長い長い実習を頑張ってきた。
「社会福祉」という学問は本当に奥が深い。人がより幸せになるための制度とか人権の本質とか、突き詰めていけば幸せとはどのようなものなのかに向き合う学問なのではないかなと3年ほど学んで感じている。「社会福祉」を学ぶことは本当に楽しい。加えて人の役に立ったり、今後絶対に需要があるという良さもある。

私は実習を通して、地域包括支援センター(以下包括)で社会福祉士として勤務する、社会福祉協議会(以下社協)の職員として勤務するという言わば、地域福祉へ方向性を何とか導き出し、その軸でここまで就活もしてきた。
大学の授業の中で福祉住環境について学ぶ機会があり、興味が湧いたので、介護用品、福祉用具を扱う福祉系企業も考えている。

しかし、包括で社会福祉士として働くためには、より包括でご利用者に寄り添う支援を提案するために、3年間介護施設で実務経験を積み介護福祉士を取得する必要がある法人が多かったり、社協であれば、部署によっては私が特にやりたい、地域の関係性作りには携われない可能性があるという困難があることを知った。

なんとかそれでも地域福祉に関わりたいから辛くても介護施設で3年間働くという選択肢も入れながら就活をしてきたはずだし、そう思っている。でも最近本当にその覚悟があるのか危ういなと思うことが増えた。

もちろん、介護施設で働くとしても包括につくための経験という側面で働こうという意志を持って選んだ。ただ、私の受けようとしている法人は希望休が取れるのが月1日。土日祝も関係ない。もちろん夜勤もある仕事だ。基本的にどの介護施設も似たような勤務形態だ。覚悟があるにしても、3年はおそらく周りの社会人の友達とは基本的に休みが合わないことが予想されるし、夜勤手当で多少給料が周りと比較して高いとしても、その分生活リズムも安定はしないし、恋人との時間も作れるか危うい。ライブだって当たっても休みが取れなくて行けない可能性もあるかもしれない。
もちろんそのような状況でも上手いこと時間のやりくりをしている職員さんは全国に沢山いるし、自分が不器用なだけという可能性もあるかもしれない。
ただ、そのように、自分を少し削ってまで、恋人に寂しい思いをさせてまで私のやりたい仕事なのだろうか。3年は短いようで長いのではないだろうか。実はそんなに覚悟は無いのではないだろうか。

私の受けようと考えている法人の中には、社協という組織でありながら、包括も数多く運営している法人がある。しかし、それは実務経験なしでなれるため、必要な経験や知識(専門性)が足りないままでも、包括の「社会福祉士」になれることを意味している。
介護福祉士の専門性が必要であるという法人が多い中、その専門性を兼ね備えていないといないと言うと、社会福祉士としての専門性も低い可能性があるのではないかと私は考えてしまう。介護福祉士の専門性がなければ包括の「社会福祉士」になれないという訳では無い。
専門性がないと感じても、周りの人が優しさでそれを言わないという可能性もあるだろうし、その専門性は簡単に図れない場合がある。

福祉系企業に勤めるという選択肢を選ぶ場合はきちんと選べば土日休みが手に入る。
しかしながら、「社会福祉士」という資格自体を存分に活かせない場合がある。
ここまで「社会福祉士」を取ることにこだわってきたのに、せっかく取っても意味をなさないのなら、私の4年間は何なのだろう。


ぐるぐるぐるぐる
ぐるぐるぐるぐる


こんなに考えても、何が正解なんて分からなくて、自分の考えてることの本質に辿りつけていない気がする。

そもそも、良さは悪さでもある。
芯が強いのは頑固でもある
慎重なのは心配性でもある
優しいのは多少自分を殺す癖があるからだ
発言力があるのは周りをおいてけぼりにしているかもしれない
柔軟性があるのは自分がない、流されやすい

私は長所は同時に短所でもあると思っていて。
長所が悪く言えば短所になる。二面性があるのに何故面接で長所なんて聞くのだろう。結局2つを総合したら0になる可能性だってあるのに。

どうしたら答えが出るのかなんて私にも分からない。答えが出てこれと決められるのが1番いいのだが、このまま答えが出なければ、ピンと来た所を受けて、ご縁があったところから自分に最良なところはどこか選択する形を取るしかないのだろうなと思っている。
きっとそれは悪いことでは無いし、そうしている就活生もたくさんいる。

自分のことがいちばん分からないかもしれない。

そんな中で、まずはこれまで福祉業界でESというものに縁がなかったからこそ、自己PRをこれから考えなくてはならないし、面接練習もたくさんしなくてはならない。

分からないなりに自分に向き合う時間をたくさんとること、就職先を決める際に後悔がないようにできる限りたくさんの場所に足を運んでみること、現場の職員の方に実際を教えていただくこと、こんなことを意識しながら早期やこれからの就活に挑んでいこうと思う。

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