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ドイツサッカー事情

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2023年12月の記事一覧

サッカー業界は出会いと別れの季節に突入。vol.67

サッカー業界は出会いと別れの季節に突入。vol.67

この時期のサッカー業界は慌ただしい。

日本のJリーグはシーズンが終わり、

ヨーロッパのリーグはウインターブレイク(中断期間)に突入。

1年に2回しかない移籍期間に突入しました。

移籍期間と言うと、聞こえがいいですが、

選手にとってはサッカー選手として仕事を続けることができるか決まる重要な期間。

契約満了になった選手は事実上のクビなので、

サッカー選手としての就職活動が始まります。

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成績不振で監督解任、甘くないドイツ7部の環境と待遇。vol.63

成績不振で監督解任、甘くないドイツ7部の環境と待遇。vol.63

世間はすっかりクリスマスムード。

インスタのストーリーも友達の楽しそうな投稿でいっぱいです。

外出しないドイツのクリスマス文化も相まって、

なんとも寂しい1日でした。笑

さて、今日はドイツ7部の環境と待遇について。

実際に所属して分かったリアルな情報をお届けします。

まずドイツ7部は完全なアマチュアリーグ。

こんな感じで、1.2.3部が完全なプロリーグ、

4.5部がプロとアマチュア

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現地で感じた欧州サッカーとの差は選手ではなく〇〇にある。vol.55

現地で感じた欧州サッカーとの差は選手ではなく〇〇にある。vol.55

今日は僕が現地に来て感じた欧州サッカーとの差について、

めちゃくちゃ偉そうに今感じていることを書きます。

あくまでも僕が経験した範囲内での感想です。

(ドイツ5部6部7部の練習参加や試合観戦、あとはドルトムントの試合観戦など)

実際プロになったこともないので、

その辺はご容赦ください。

僕が一番差があると感じたことは、

結論から言うと、選手ではなくサッカー人口です。

選手を取り巻く

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現地のドイツ7部選手が普段している仕事とは。vol.47

現地のドイツ7部選手が普段している仕事とは。vol.47

今日は現地のドイツ7部選手に関するお話。

ドイツ7部だとサッカーだけで生活している選手はおそらく誰もいません。

基本的にはまだ上を目指している若手選手、

遊びではなく真剣にサッカーがしたい中堅選手、

上位リーグから下がってきたベテラン選手、

このような形で様々なバックグラウンド、モチベーションを持つ選手が集まります。

学生をのぞいて、ほとんどの選手が日中は仕事。

実際どんな仕事をして

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ドイツ7部のクラブオーナーが普段している仕事は〇〇 vol.43

ドイツ7部のクラブオーナーが普段している仕事は〇〇 vol.43

今日は僕が所属するクラブのオーナーに関するお話。

ドイツは7部リーグのチームでもバイト代程度のお給料がもらえます。

それ以外にも自前の人工芝グラウンドを持っているのは当たり前。

自チームのトレーニングウェアがあるのも当たり前です。

こういったところから見て取れるように、

ドイツのクラブは下部リーグであろうとしっかりとお金が回っています。

ではそんなクラブを支えるオーナーは何者なのか。

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ドイツ下部リーグチームとの契約手続きの進め方を公開します。vol.39

ドイツ下部リーグチームとの契約手続きの進め方を公開します。vol.39

今日は契約手続きに関するお話し。

めちゃくちゃマニアックな話になります。笑

基本的に契約までの流れはこんな感じ

まずは以下の記事に書いた方法で練習に参加する。

その後獲得オファーをもらえたら条件の交渉がスタート。

基本的に給与は固定給、出場給、勝利給。

チームやポジションによっては得点給やアシスト給もあります。

次に違約金について。

基本的にアマチュア契約なので契約期間はありません

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ドイツでプロを目指す方法と最初のクラブを見つける4つの選択肢。vol.38

ドイツでプロを目指す方法と最初のクラブを見つける4つの選択肢。vol.38

今日はドイツでプロを目指す方法、そしてクラブの見つけ方について。

まず大前提、一番いいのは日本で活躍して海外チームからオファーをもらって現地に来ることです。

高校サッカー、大学サッカー、Jリーグなどの舞台で海外のチームからしっかりと評価をされて海外挑戦するに越した事はありません。

今回の話は、あくまでも日本で結果を残せなかった場合の選択肢ということをご理解ください。

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では、

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