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発達ママでも子は育つ。ワーママ保育園時代、最後のお迎えの自転車の重みと、娘のつたないおしゃべりの尊さ。


タイトル長っ!
発達でこぼこシンママのゆずです。

小学生の娘の宿題に、ゆうちょの貯金箱というのがあり、
何だか既視感があり、よくよく考えると私の時代もあったもの。
20年経っても存在してるとは。
しかし、キャッシュレスが浸透すると、貯金箱という夢も
なくなってしまうのでしょうか。
チャリン、という音。いつか溜まったらあれを買うんだという夢。
未来のこどもたちがちょきんばこってなあに??って言ってきたらちょっとさみしい。


保育園時代の私の目はもっと疲れていたように思う


今日は、今小学生の生意気すぎる娘たちを見ると、
懐かしい保育園ワーキングマザーだった私の
お話から。
noteでもワーママと検索するだけで、山のように記事がでてきて、みなさんの奮闘ぶりが伝わってきます。
本当にお疲れ様です。キャリアに悩んだり、子どもの病気に悩んだり、
気持ちは痛いほどわかります。

私が保育園ワーママだった時、まだ発達障がいも何もわからず、ただのおっちょこちょいなアラサーという自己認識。←どんな。

保育園デビューは11か月。まだ歩いてもいない娘を保育園に預けました。シングルマザーとして働く以上、認可保育園の中で頑張ってもらわなければ。と意気込む私。
シングルマザーとして役所が保育園入所を審査しますから、
わりとすんなり認可保育園に入れました。
(わが自治体では点数が高くつくため)

しかし、保育園ママのタスクは多すぎて、満足にできていなかった記憶しかなく、先生方ならびに病児保育の先生たちには
足を向けて寝られません。はい。

小学生の今でも、
まあお便りや連絡帳、宿題に
目を通したりしないといけないのでしょうが、
ある程度成長すると本人の自己責任によるところもあるので、
「だから言ったでしょ」と済ませて母は知らん顔もできるのですが笑
(はるか1か月前にもらったおたよりがおやおや、今日見つかったよ?
みたいな。。。ホラーなお話)

保育園児にはもちろん任せるわけにもいかず、全責任全タスクを
親がこなさなければなりません。
発達の私は、常にいっぱいいっぱいでした。
マルチタスクが多すぎる!と頭を抱える。

例えば子どもが熱を出したりしようものなら、身近に預けられるひとが
いなければ、この流れを瞬時に職場の残り勤務時間から計算し、今後の自分の対応を即座に割り出します。

職場に恐怖の電話⇒お迎え、行きますと返事⇒その電話を切った瞬間から病児保育確保(何件か登録済み)⇒病児保育に預けるには
診断書が必要⇒保育園に若干元気になりかけているわが子を迎えに
行き、小児科までママチャリで飛ばし、閉院ぎりぎりに診断書提出(迷惑)
⇒必要事項記入し、職場に謝罪の電話を入れ、翌日の段取り⇒病児保育に
確定予約……

常に万が一を考え、先々のリスク管理をし、
病気のわが子を
おいて仕事に行かなければなりません。
シンママだけがもちろん特別ではなく、働くお母さんなら誰でも抱えるつらさ。葛藤。
もちろん私も抱えることになりました。

今なら思う、取り越し苦労も多かったんですけど。

今ならネタにできるあれこれも
当時の私には大問題でした。
すぐパニックになる不安障がいも相まって
いちいち一人で右往左往していました。

ポンコツ具合に呆れ、涙し、
記憶がない。←保育園時代総括。え。

夕暮れ、全部必死でこいだ
ママチャリから見た。




夜一番お迎えが遅くて暗い園内で、
補助の先生と2人きりでいて、
私を見つけてパッと明るくなった
子どもの顔が忘れられません。

最後の保育園お迎え、後ろにいつの間にか
ずっしり重くなった娘を乗せて、
最後の帰り道。来週から小学生。

おしゃべりが止まらない娘と、
何度も何度もこけたり、頭の中を
帰ったら作る夕ごはんのメニューで
いっぱいにして走った道を、
いつも通り、随分ボロくなったママチャリで
走ります。

ほんの少しかすむ目の前、
ああ、あっという間だったな。


ママもパパも、発達もなにも関係ない。我が子のために。


シンママ、大変でしょ?1人で頑張ってすごいねとはよく言われます。
単純に褒め言葉として、励ましていただく。
ちょっとちくり、としたとげを
感じることも。穿ち過ぎかな。

私からしたら、子どもと帰って、
ご主人のこともしなきゃいけないし、
子ども以外の家族の時間に合わせて行動
しなきゃいけない、
共働きの方を尊敬しています。

のちに発達とわかる私のポンコツ具合
とメンタル不安定さはなかなかで、
園長室で泣いたことも。
ほんとすみません。

ママもパパも、どんな特徴持っていても
我が子のかわいさ前では
いろんな迷惑をかけながら
何とか乗り越えていくものですね。


でも終わってみれば、次はまた
可愛らしいランドセル姿が待っています。



今日も暑い中頑張るママ、パパへ。
エールを。



今日も読んでいただいてありがとうございました♪
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