月あかり

5月から描いていた絵が描きあがりました。
B5サイズの紙のボードに描きました。
「月あかり」です。

夕焼け空もきれいですが、日が落ちた後の
心落ち着く薄暮の時刻も好きです。
また薄暗い中に灯る窓の明かりも
ほっとさせてくれる感じが好きで、
そんな情景を描きたいと思いました。
実際に目にして心が動いたものから
インスピレーションを得て
組み合わせたファンタジーです。

太陽の光は生命を育み、心にも元気を与えて
くれますが、ほっとするような静かな光も
人には必要なのではと思います。

月つながりの話題です。
昨日は京都コンサートホールで行われていた
ウイルス学者の宮沢孝幸先生の退職記念講演会＆演奏会に
行きました。5月に京都大学を退職されました。
午後2時から９時まで長かったですが、
充実した時間でした。

51歳でピアノを習い始めて9年になる先生と
お仲間の演奏家の方々とのコンサートと、
数名の方々のコロナ禍を振り返ってのお話でした。
振り返りだけではないですが。

宮沢先生はベートーベンのピアノソナタ「月光第一楽章」が
お好きで、時折りYouTubeでの練習を拝聴していましたが、
今回初めて生演奏を聴くことができて嬉しかったです♪
コントラバスの演奏家の方が伴奏され
途中からコント状態になってましたが、これも
宮沢先生らしくて楽しませていただきました(笑)
先生はプロではなくミスもされますが、
音がきれいで優しく、心が洗われる感じがします。
また今回初めて知りましたが、宮沢賢治に影響を
受けられているそうで、ピュアな心で
世のため人のために活動されていることに
改めて納得しました。

バッシングに負けず、これからもご活躍される
ことと思います。京大退職後、早くも
新しく会社を立ち上げられました。
陰ながら応援させていただきたく思います。

最後に、辻井伸行さん演奏のピアノソナタ「月光」を
添付しておきます。辻井さんの演奏も心洗われます。