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2021.11.24 今日の音|弱さとは、強く見せようとすること

おはようございます、こんばんは。小沢佑太です。
今日は頭の中にある妄想のカケラを時間軸を無視して羅列してみようと思います。
私的で詩的な何かしらです。

「弱い」とは何かを考えています。

負ける。逃げる。従う。縋る。依存する。できない。乏しい。劣っている。

あんまり出てこない。

じゃあ逆に「強い」ってなんでしょう。

イメージは、筋肉ムキムキとか、ガラの悪いオラオラ系の人とか、

あと絶対外せないのが「弱さを素直に見せられる人」

僕の中では憧れだし、かっこいいなって思うし、強さだなって思います。

じゃあ、「弱さ」を表現するにあたって絶対外せないのは

「弱さを素直に表現できない状態」

なのかもしれません。

取り繕う、嘘をつく、格好つける、誤魔化す、黙る、演じる、誇張する、謙遜する、隠す、無難でいる、、、

なんかいろいろ出てきました。

「強く見せようとすること」が「弱さ」なのかもしれません。


「苦手科目を優先的にやりなさい」と言われてきました。

短所とか、コンプレックスは克服しようと言われてきました。

弱さを克服して「強く」なろうとする。

克服できたらいいけれど、大抵うまくいかずに、
段々と隠すことを覚えていく。

苦手なこと、不得意なこと、できないことを、
隠したり、やらなくなったり、誤魔化したりするようになる。

これだけの人間がいて、
これだけの便利に囲まれて、
これだけの多様性が求められる時代。

果たして、ここで、苦手や不得意を克服する必要はあるのか。
できないものをできないままできないと言ったらダメなのか。

もちろん、克服して高めていきたい人はそうすればいい。
だけど無理して苦手を隠したり、
隠せないものを誤魔化したりする必要があるのでしょうか。

Mr.Childrenの楽曲で『足音〜Be Strong〜 』という曲があります。

今という時代は
言うほど悪くはない
また一歩 次の一歩 靴紐を結び直して
喜びを分かち合い
弱さを補い合い
大切な誰かと歩いていけるなら
(Mr.Children/足音〜Be Strong〜)

今の心境とすっごく近しいなあと思って、気づいたら口ずさんでいました。

「Be Strong」=「強くなれ」
「弱さを補い合い 大切な誰かと歩いていけるなら」

弱さを消せなんて、一言も言ってないんですよね。


あるところに、村人Bがいました。
村人Bは、村で一番のモテ男。
同じ村に本命の女。
隣の村に月水金の女。
隣町には火木の女。
本命はつまり、土日の女。

だけどそれでも、本命は土日でした。
彼女にだけは女癖の悪さがバレたくなくて、
嘘を突き通していた。
…はずだった。

きっと彼の本当にバレたくなかったことは、
他に女が複数いたことなんかじゃない。
彼が本当にバレたくなかったことは、
不安とか、恐怖とか、絶望とか、そんなの。
それを隠すための言い訳。それを隠すための嘘。
嘘を誤魔化すための何かしら。

何かしらって、なにかしら。

2021.11.24、作品のタネのタネ。



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■まず最初に読んでほしい
  「夢を追い続ける、小沢佑太のガイドブック」


最後まで読んでくださってありがとうございます♪ 現在は日々の気づきを毎日綴っています。 2022年に劇団を立ち上げ、その運営を行う中での気づきや成長日記にすることを目指しています。 もしよろしければ、今後の活動をサポートしていただければ幸いです☺️