見出し画像

下請けのメリットとデメリット

副業としてEC向けコンテンツの制作を始めたころ、複数の企業様にお声かけいただき下請けをしていたことがあります。
現在は完全フリーランスとして直請けを中心に行っていますが、両方経験してみてどちらもメリット・デメリットがあると感じました。

必ずしも直請けが良いわけではなく、誰とどんな形で仕事をしたいか人によって選ぶ基準が違うと思い、私の視点でまとめてみました。
これからフリーランスになりたいと思っている方や、下請けを辞めようか迷っている方は参考にどうぞ。


下請けのメリット

スキルアップができた

指示出しをするディレクターさんから的確な修正指示をもらうことで、スキルアップできたのは良かったです。
直請けは納品物のクオリティが低ければリピートしてもらえなくなるだけ。自分から積極的に時間を作り、スキルアップしていく必要があります。

業務フローが学べた

プロがどんなツールを使ってどんなルールで納品しているのかを知ることができ、今の自分の仕事に活かすことができています。

安定した収入

集客基盤が整っている企業様から必要な分だけ仕事をいただけたのは良かったです。直請けの場合は収入がゼロになるリスクが伴います。

大きな案件に関われる

名の知れたサービスや大企業の案件に関われるチャンスもあります。
そのような場合はディレクターさんや営業さん主導で、色々なスキルを持ったフリーランスでチームを組んだり、営業先に同行して技術的な説明をしに行ったりします。

下請けのデメリット

自由度が少ない

下請けを依頼する企業様は、請求書を送るタイミングや納品するファイルの形式など、細かくルールを定めている場合が多いです。
業務委託契約などで1~2社とだけ取引するなら問題ありませんが、不特定多数の企業から受注したい場合、自分でサービス内容や価格などのルールを決めて、賛同してくれる企業とだけ取引する方が効率的です。

クライアントと直接繋がれない

直請けと比較して、間に第三者が入る形になるのが煩わしく感じました。
ディレクターさんがOKを出した制作物がクライアント側でNGとなり修正することになったり、単にクライアントのメール内容を転送するだけの方もいたり。
直請けなら決済権を持つクライアントと直接やりとりできるので、納品までのスピードが速いです。

実績が残せない

オンラインで継続的に仕事を受注するには、ネット上にどれだけ自分のコンテンツを蓄積できるかにかかっています。
そのため、作った制作物が他社の実績として残るのは、フリーランスクリエイターとしてもったいないと感じました。

下請けor直請け 結局どっちがいいの?

こんな人は下請けが向いてます

  • スキルアップしたい

  • 安定収入を重視している

  • 大きな案件に関わりたい

こんな人は直請けが向いてます

  • 色々なクライアントと関わりたい

  • 多少リスクがあっても自由に仕事をしたい

  • 将来の受注に繋げるための実績をストックしたい

まとめ

直請けの仕事は、自由な反面よりリスクが高く、営業的なスキルも求められます。
私自身、仕事で営業をしたことがなかったので絶賛苦戦中ですが(笑)、色々新しい学びもあり、日々変化もあり、意外と楽しいです。

少しでも参考になったよっていう人は♡マークを押してくれたら嬉しいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?