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傾聴するって大切です。

皆さま、初めまして。
某企業で人事・広報担当を担当しております、ゆんぼ(この由来はまた今度…)と申します。

「美大出てなんで人事?広報はなんとなくわかるけど…」と、本当によく聞かれますので、今日はそこをお話させて頂きます。

物心がついた頃には、母が家中の壁に紙を貼ってくれていて、好きな時に好きな場所に落書きをして良い環境だったこともあり、幼い頃から絵だけは褒められて育ちました。

絵、だけは。運動は全くダメです。

祖母が所狭しと私の作品を飾ってくれて、訪ねてきたお客さんにいつも自慢していたのを覚えています。

そんな幼少期だったこともあり、何の迷いもなく美大に進学。
(迷いはないが、入るのにはなまら苦労したさ…)
卒業後は、ものづくりができる環境に身を置きたいと思い、アパレル業界に就職しました。
そこで思いがけず「人材育成」の才能を見出してくださる先輩と出会ってしまったのです。

「あなたには人材育成が向いている!」と言われたときは、え?このひとは何を言っているのだろう?くらいに思っていたのですが…今思えばこの時の出会いこそ、自分が「人事」という新たなフィールドへ歩み出すきっかけでした。

「自分にはこれしかない、これしか出来ない。これしかやりたくない。だって美大でこんなことやあんなことをやってきたんだから~」と頑なになっていましたが、思いもよらない気付きをいただけたことは、戸惑いつつも非常にありがたく、新たな発見となりました。

「揺るぎない信念を持つことは素晴らしいけど、歳を取るのはあっという間。その信念が20年後に老害と言われないように(まさに今年…)人事たるもの、常にしなやかに・柔軟に・愛のある施策を打ち続けなければならない。ヒトに関わる仕事に責任持って当たり前。責任以上の覚悟を持て。」
という言葉にシビレまして、現在に至ります。
それ以来、自分の思い込みだけに留まらず、周りの意見を大切にするよう心掛けています。
傾聴するって大切です。子育ての場面でも、本当に大切です。

その後、広告業界に転職した際は「ディレクター」を担うことに。そこでも新卒採用に関わることが出来ました。
「どんな手段でお客様や求職者へメッセージを伝えるのか?」を日々考える点では「広報」の仕事に通じるものがあります。

今では、「広報」と「人事」の仕事、一見全く違う分野と思いがちではありますが、皆さんに弊社の良さを知って頂く広報としての役割と、魅力を感じてくださった方を繋いでいく人事の役割、このふたつがうまく循環し、魅力ある組織をデザインしていくイメージで日々仕事に取り組んでいます。

日々働きながら思うことは、お客様は勿論スタッフのことを大切にする会社は強い、ということ。
ひとを大切にする会社で、ひとの成長に寄り添い、笑顔へ導くミッションを担うことに大きなやりがいを感じます。
スタッフはお客様に喜んで頂けるサービスを発信し続けるための宝だと思います。

皆で気持ち良く働くとはどういうことなのか。
どうしたら実現し、継続し、さらに向上していくことができるのか。
私自身、しなやかに柔軟に。
「愛ある施策」を打ち出しながら、これからもスタッフ全員が笑顔で生き生きと働きがいを感じられる環境づくりに精進していきたいと思っています。

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