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気まぐれ日記_日曜のドトール

日曜。
のんびり起きて、満開の桜の写真を撮ったり、かわいいお花を見つけたりしつつ、街へ出かけました。

本屋さんで本を買い、ロフトで雑貨を買い、ドトールで休憩がてらランチ。
2階へ上がると人は少なめ。
窓に向かって座れるひとりがけの席、しかも端っこが空いていました。ラッキー。

水族館で流れる魚を見るように、歩いている人たちをぼーっと眺める。
カップルや夫婦、家族連れ。
時計は12時を回ったところ。
まだまばらにいるダウンジャケットやコートの人は暑くないのかな、とか、あのカップルぽい2人はどうやって出会ったのかな、とか考える。

ひとりでごはんを食べるのにも慣れました。
むしろ、人と食べると気を使ってしまって、ごはんに集中できません。
ひとりで食べる方が、じっくりマイペースに食べられていいな、と最近思います。
おひとりさまがすっかり板についてきてしまった、24歳。

この間、祖母の家に行ったとき、親戚のおじさんに言われたことを思い出す。
「〇〇(私)ちゃんの年齢なら、もう彼氏がおらんといけんぞ?何年か付き合って結婚と考えると、もうそろそろおらんと結婚がだいぶ遅くなるけぇな。」

アハハ…と笑うしかなかった。
なんか、言いたいことは色々あったけど、こういう人には何を言ってもきっと届かないんだろうな、とも思いました。

親戚のおじさんにとって、自分の生きてきたその道こそが「正解」。
ちゃんと働いて、20代のうちに結婚して、子どもを2人くらい産んで、地元で家を購入して暮らしていくことこそ「正解」。

しかし、私の人生は私のもの。
幸せは私が感じるものだから、私の行きたい道を選びたい。
おじさんの幸せを勝手に当てはめないでほしい。
おじさんの考えは否定したいわけじゃないし、自分自身を特別な人間と思いたいわけでもない。
私は私の幸せを大切に、私の道を行きたい、それだけなのだ。
たとえそれが「普通」とはちょっと違うとしても、私の人生を生きたい。

気づけば少し混み始めていた店内。
冷め始めたコーヒーをぐっと飲み干したあと、電車で帰りました。

そんな日曜。
嫌なこともモヤモヤすることも不安なこともたくさんあるけど、何になることもできず、私のままで生きていくしかない。
でもそれは決して悲観的なことじゃない。
ポジティブな諦めが人生において大事なことなのかもしれません。

とりあえず今の私は、目の前のことを頑張りたい気持ち。
明日からまた、頑張ります。

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