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ドイツ大学院留学記①日本での準備期間

みなさん、お久しぶりです!とーっても久しぶりな投稿ですが、なんと今回はドイツからこの記事をお届けしています。ちょうど2年ほど前に「旅に出たすぎて、必要なもの全て詰め込んだ」という記事を書きましたが、その後バタバタと色々な出来事があり、約1年前に夢が実現してしまいました。この1年の間に得た経験と学びを忘れないように、そしてこの記事を読んでくださる皆さまに少しでも何かプラスな情報をシェアできるように、本日は①ドイツ大学院留学のプロセス、②大学院の探し方、③海外大学院留学を検討する中でとても大切なことの3つの記事をお届けします。

①ドイツ大学院留学のプロセス

2021年8月・・・ドイツは学費がほぼ無料と知り、「ドイツの大学院にいきたいなー」と友人と話す。ドイツ語を勉強しようと思いGoethe A1の受験と決意。
2021年10月・・・会社員をしつつ仕事おわりや休憩時間中などにドイツ語を自習で学ぶ。そしてギリギリの点数でGoethe A1に合格する。
2021年11月・・・社会人2年目になり業務内容や環境によるストレスのため適応障害発症そして休職。元気のある時にドイツ国内で実施されている英語の修士プログラムや海外留学の奨学金などをインターネットで探し始める。
2021年12月・・・3つの英語開講の大学院プログラムにに応募し、うち2つは不合格と判明。
2022年1月・・・最後の希望のゲッティンゲン大学よりメールで合格の連絡。
2022年2月〜8月・・・会社を辞めてアルバイトをしつつ、書類や入学金、留学の準備を進める。(書類や手続きについてはまた後日詳しく書きます!)
2022年8月・・・大学院が実際に始まる前に、1ヶ月前乗りでドイツに到着!
2022年9月・・・ゲッティンゲン大学のOnlineオリエンテーションを受けつつ、リモートでアルバイトをしながらドイツ国内を旅行。
2022年10月・・・大学院1年目スタート!

留学の検討を始めてから、実際の渡独まで約1年の準備期間が必要でした。ですが、1年あっても留学のための資金確保や書類を集めるのにはとても苦労しました。特にドイツの場合は学生ビザを取得するための閉鎖講座を開設する必要があり、私は資金面での不安が一番大きかったです。

ドイツの建物は基本的に築100年以上。外観を美しく保つためエアコンの換気扇や洗濯を外に干すなどはNG。真夏の暑さなのにエアコンが部屋についていないという衝撃の事実に出会いました。

②大学院の探し方

私は主にインターネットで大学院を探しました。例えば "study in Germany, MA, english"などの適当なキーワードを入れて検索。特に参考になったのは以下の2つのサイトです:
Study Portal Masters
My German University

上記のサイトでは興味のある分野や学費、住みたい地域などを絞って調べることができとても便利でした!私は国際教育や移民教育、外国語教育、言語教育、キリスト教神学などに興味があったのでそれらのコース探したり、学費が高いところは払えないので学費は「0」と記載のある国立大学だけにフィルターをかけるなど、細かく検索していました。
ほとんどのプログラムはドイツ語のスキルがある程度(CEFR B1,2以上)ないと英語のコースでも受験することができません。私はドイツ語はA1レベルで超初心者レベルだったので、かなり選択肢が狭まれました。

ビールは案の定種類が豊富で水のボトルと同じ値段もしくはもっと安いものもあります。

③海外大学院留学を検討する中でとても大切なこと3つ

さいごに海外の大学院進学を検討する中で私がとても大切だと感じたことを3つ紹介します。

⑴やりたいこと・目標・生きたい人生についてしっかり考える
⑵ガッカリしても諦めないチャレンジする心
⑶周りの人のサポート

⑴やりたいこと・目標・生きたい人生についてしっかり考える

自分がどのような環境で何を学び、どのようにこの世界に貢献したいのか。一生を通してどのようなことを達成したいか。海外大学の受験は、本人のモチベーションがとても重視されるようです。しっかりと自分の意見や目標を言葉にして、エッセイや面接で伝えられるように、日頃から夢は声に出して発信していくことが大切です!

⑵ガッカリしても諦めないチャレンジする心

人生思い通りにいかないことばっかりですよね。願書を出した大学院から次々と不合格のメールが来たときには、もうこたつに入ったまま静かに泣いていました。そんな時でも「大丈夫だよ、どうにかなるよ」と励ましてくれた家族には感謝しかありません。しっかりガッカリしてから、諦めずにチャレンジし続けましょう!

⑶周りの人のサポート

最近はメンタルヘルスへの敷居が低くなり、昔よりも「サポートグループ」という言葉を頻繁に耳にするようになりました。自分が辛い時に、なんでも話せる友人や家族の支えは、新しい人生をスタートするためにはとても大切だと思います。アドバイスをくれたり、ただ話を聞いてくれたり、夢を語り合うことのできる人が周りにいれば怖いもの知らずです。自分を応援してくれる周りの人に感謝して、見栄を張らずに困ったときは頼りましょう!

自分で行動してしっかりリサーチをし、周りの人の応援をエネルギーに変えて、一歩ずつ準備を進めていけば、不安にならずに夢の大学院留学を実現させることができると思います。頑張ってください!


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