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まずは下準備と最初の一冊

読書ノートをつけたい。

すてきな読書記録やレビューを見るたびに押し寄せてくる気持ち。
もはや欲望に近い。

自分の歩んできた軌跡を、自分が積んできた礎を、振り返り、省みるというほど、たいそうなものでなくてもいい。
ただこの楽しい記憶、心躍る体験を、何かの形で残したい。

久しぶりに手に取った、知の巨人松岡正剛氏の『多読術』。
若い頃に読んだ時より、どこか近しく感じながら、寄ってみると打ちのめされた。

自分ももっと読みたい。
もっと本と仲良くなりたい。

そんな想いから、何度目かの手書きの読書ノートに挑戦したくなった。

今回は無印良品の3月始まりのスケジュール帳、そしてフリクションのボールペンとマーカーを携えて。

どんな形になるかも、どんな本が積み上がるかも、まだまだ未知数。

不安。
でもとてつもなく胸が湧く。

完全に余談ではあるが、今日は我が連れ合いと付き合い始めた日。
恥ずかしながら22年という月日を、まさに病める時も健やかなる時も過ごしてきた。
今、私は本を片手にこの文を記し、連れ合いは趣味のピアノを奏でている。

なにか始めてみるのもいいのではないか。
いや、始めてみたい。

そう思った。

そう、これは、ただひたすらに愛して焦がれて止まない読書と連れ合いに捧げるいち読書屋のラブレターの書き始めなのである。

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最初の1冊;松岡正剛『多読術』

読書のお供;水

連れ合いのピアノ;久石譲『Runner of the Spirit』

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