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【私的読書生活】週刊読書録vol.22(2022/5/28〜6/3)

あっという間に6月に入りました。

ちょこちょこ読んではいるのですが、読了まで辿り着けないものも多く。
これから雨の季節。
雨読と称して引きこもりたいものですが、そうもいきません。
せめて今年の梅雨が恵み多く、災いなきことを祈ります。

さてそんな週の読了本です。

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教科書には載らない謎


好きな日本史の学者さんの1人の水谷千秋氏。

私が学生の頃は、「蘇我氏は天皇家を乗っ取ろうとした悪い奴」と、日本史の授業でも習っていたけれど、今は少し論調が変わっているとか。
(聖徳太子って教科書に載っていないって本当ですか?)
少ない資料から紡ぎ出す古代史の世界。
その面白さに今日も魅せられる。

松本清張の『清張通史』についての言及が多く、是非読みたいと胸が踊った。

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私のために謎を運んで

代表作『珈琲店タレーランの事件簿』の岡崎琢磨氏の安楽椅子ならぬ寝床探偵。
軽めだけど読みやすかった。
実は『珈琲店タレーランの事件簿』未読なので、今度コーヒー片手に読んでみようかと。

ああ、読みたい本がまた増える。

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紙切れ一枚と言わないで


はい、恥ずかしながら、山本文緒氏も実は初読み。
『自転しながら公転する』を読みかけたけど、その時は波長が合わず、読み通せず。
でもこの短編集読んで、俄然、長編も読みたくなった。
短編ならではの、オープンエンドとか、読者に委ねられる感じ、長編ではどのように描かれているのだろう。
楽しみ。

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というわけで、1冊読了につき、2〜3冊読みたい本が増えるという、いつまでたっても積読が消えない、賽の河原状態で終わった週でした。

まだまだ読みたい本がある。
苦行のような幸せですね。


最後までご覧下さり、ありがとうございました。
次の週も楽しく読んでいきたいと思います。

皆様にも、素敵な本との出会いがありますように。

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