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自分の100年前を生きた先人から学ぶ

人生100年時代。

『LIFE SHIF』の流行以降、この言葉を頻繁に耳にするようになった。

われわれの多くは100歳まで生きる可能性が高く、それに備えたプランを立てる必要があるらしい。

そこでふと、

「自分が生まれる100年前は何があり、どんな人達が生きていたのか?」

が気になったので調べてみた。

わたしが1990年7月生まれの現在32歳ということで、1890年7月を確認しよう。

1890年7月の出来事

7月1日 - 第1回衆議院議員総選挙
7月1日 - 英独両国がヘルゴランド=ザンジバル条約を締結。
7月3日 - 米国でアイダホが43番目に州となる
7月10日 - 米国でワイオミングが44番目に州となる
7月27日 -フィンセント・ファン・ゴッホが猟銃自殺(死亡7月29日)

参考:Wikipedia 1890年

想像以上に歴史の教科書、白黒でイメージされる時代だった。

100年生きるとは、こんなにも変化する時代を生きるということらしい。

そして、画家のゴッホが思っていたよりも古い人物だったことに驚く。

1890年7月生まれの偉人

7月1日 - 高村豊周、鋳金家(+ 1972年)
7月10日 - 川島正次郎、政治家(+ 1970年)
7月10日 - 土方成美、経済学者(+ 1975年)
7月14日 - オシップ・ザッキン、彫刻家・画家(+ 1967年)
7月20日 - ジョルジョ・モランディ、画家(+ 1964年)
7月26日 - 伊藤整一、海軍軍人(+ 1945年)
7月30日 - ケーシー・ステンゲル、メジャーリーガー(+ 1975年)

参考:Wikipedia 1890年

残念ながら、自分が知っている偉人は100年前の同じ月にいなかった。

全員がすでに故人であり、最も長く生きている人で85歳。(意外と長生き)

日本の海軍軍人が1945年にお亡くなりになっている点も、非常に時代を感じる。当然、ここに名前が載っていない人も沢山いるだろう。

100年は時代を変えるためには十分過ぎる時間

100年前に生きていた大先輩達は、私の年齢の時は1923年。

日本は明治から大正に変わり12年が経過しており、この年に関東大震災が発生している。

第一次世界大戦の終結から約5年が経過しており、大正ロマンと形容される比較的豊かな期間だったといえるかもしれない。

わたしのちょうど100年前を日本で生きていた大先輩も、20代のうちに元号が変わっていたようである。

そして10年ほどの差があるが、東日本において震災が発生している。

微妙に似ている点があり、興味深い。

未来は分からないから今日を直向きに生きる

そして100年前の場合、18年後には第二次世界大戦が発生している。

わたしが生きている年月において、自らの周囲を巻き込んだ戦火は幸いなことに起こっていない。

でも、今から18年も経過した2041年、世の中の状況がどうなっているか誰にも分からないだろう。

特に、現在は100年前には無かったネット、スマホ、さらにAIが爆発的に進化している。

情報が進むスピードも段違いであり、今の1年は100年前の数年に匹敵するくらい加速しているといえるだろう。

そう考えると、1年後も当たり前に今と同じ生活を送っていると考える方が異常なのかもと思う…

コロナ流行の過渡期、本当にあっという間に常識が一変したことも記憶に新しい。

話にまとまりなくなってきたが、何を思ったかというと

「明日が少しでも良くなるために、今日やるべきことに取り組む。」

自分の人生を好転させる可能性を上げるには、これしかないのかもしれない。

今年はブログ開設、日本酒資格、ライター講座、新規案件など自分の中で新しいことが続き、どれから手を付ければいいのか分からなくなってきていた。

しっかりとスケジュールを立てて、その日のタスクを淡々とコツコツを続ける。

未来が分からない以上、この行動に勝るものはないのかも。

シンプルで散々言われてきた答えを、100年前の時代を調べる上で得ることができた。感謝。

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