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余韻で泣きながら帰った。【映画】流浪の月を観て ※ネタバレあり


おすすめしてもらった映画なんですが、
そのおすすめの仕方にとてつもなく熱が入っていたので観に行ってみました。

あまり映画館で映画を観る習慣がなかったけど、
これは映画館で観て欲しいです。(もう終わっちゃったかな?)


全然私の人生とリンクしているところがあるわけではないのに
なぜか共感する部分みたいなところがたくさんあったり
心がぐぐぐってなることが多かったです。
小説も読んでみたいなあ。

何度も何度も涙が出てきてしまう場面があって
(もともと涙脆いのもありますが、、)
その余韻が抜けず、映画館からの帰り道も
一人泣きながら帰りました。恥ずかしい、、



「更紗は更紗だけのものだ。誰にも好きにさせちゃいけない」

流浪の月

頭ではわかっているし、実際「私は私だけのもの」なはずなんだけど
心のどこかで違うって思ってる部分がきっとあって
だからこの言葉がすごく心に残ったのかなあと思いました!


本当は、というか世間的にみたら
こういう行動が正解で、今の行動は間違ってると思われるって
頭でわかっていても、心がついていかなくてどうにもできない
自分ではコントロールできないところとか
世間にあわせようとしてみてもなんだか合わせられていない自分とか

自分が自分でいるには
世の中で一般的?常識?と思われるところから外れてしまう感じとか

なんか難しい世の中だなあって感じました。
みんな自分の正義、ただしさをぶつけて
本人はどう思っているのかには見向きもしない。
つらいなああ

私もそういう人間になっていないかな?
きっとみんな自分の中の当たり前、常識とかがそれぞれあるはずだから
みんな少しずつそういうところがあるんだろうな。
その時の立場次第でどちらにもなる可能性があるから
気をつけないとなと思いました。


心の葛藤とか、警戒していたけど心を許したところとか
そういう心や感情の動きがとても丁寧にリアルに表現されていて
入り込んでしまい、いつの間にか映画が終わってました。

なんとなく、ひとりで観に行ったんですが
ひとりで観に行って正解だったなと思う作品でした。
おかげでしっかり余韻に浸れました!笑
一緒に観に行って、帰りに感想をシェアするのも楽しいけど
自分の世界で自分のペースで
ただひたすら自分の感情を感じ続けられる映画鑑賞もありですね♪


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