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2020年 姫路 増位山随願寺 鬼追い式(追儺会)・2

2020年2月11日(火) 兵庫県姫路市にある増位山 随願寺(ますいさん ずいがんじ)で行われた鬼追い式(追儺会)での虚無僧保存会の皆様による献奏の写真をまとめました。


随願寺&鬼追い式についてのご紹介は前回の記事をご覧ください。
2020年 姫路 増位山随願寺 鬼追い式(追儺会)・1

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10:30 虚無僧碑の前に虚無僧方が集まり、献奏が行われます。虚無僧碑は随願寺本堂よりやや手前にあります。

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右に見えるのが弁天堂。手前の看板には碑建立にあたっての由緒書きがあります。昭和61年、今から34年前に建てられました。

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調子と、おそらく計2~3曲程吹かれていたような。「女性の虚無僧様に初めてお会いしました」とお話したところ、「昨今増えていますよ」とのことでした。

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皆様で記念撮影など。


11:00より本堂の方で献奏がありますので戻ります。

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スタンバイ中。
そして当日吹かれた曲。古典本曲から聴衆の皆様も知っている曲など。

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二曲目 紫鈴法(むらさきれいほう:かの一休さんが作曲された曲。翌日に京都の一休寺に寄りましたが、それはまた別の記事にて…)からは天蓋を取り吹かれていました。二月としてはめずらしく良く晴れた日でしたので、山中にあるお堂に境内に、澄んだ音色が響き渡ります。


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最上川舟唄、無住心曲、下り葉はソロでの献奏。素敵でした。


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最後は全員で雲井獅子でした。



東京→姫路へは電車で始発(朝5:00頃)出発でも時間ぎりぎり?なので、この日は仕事帰りに深夜バスで姫路に向かったのですが、その甲斐がありました。

写真は他のカメラマンの皆様もたくさん撮られていたので、尺八の音色を残したいと動画を撮りました。こういったブログにも動画を貼れるYoutubeの利用も検討中なのですが、もしそれが出来たら追記します。


お話を聞かせて下さった虚無僧保存会の皆様もありがとうございました。


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『悠々千古心』Web site▶ https://www.yuyu-senkono-kokoro.com
日本各地を巡り、虚無僧、虚無僧所縁の地、尺八関連の写真を撮影しています。悠々千古心とは『永遠の昔から永遠の未来へと生き続ける心』という意味の禅語のひとつ。その言葉のように、虚無僧という文化を通じて己が生まれ育った日本と、時の流れを感じられたらと思っています。



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