見出し画像

人間にはそれぞれのエベレストがある

皆さん、こんにちは。

人間学を学ぶ月刊誌「到知」の2023年12月号に、冒険家の三浦雄一郎さんの記事が載っていました。

三浦さんは、現在91歳。これまでエベレストに3度登頂を果たしており、80歳での登頂は史上最高齢としてギネス記録に認定されているのだそうです。

そんな超人的な三浦さんですが、これまで難しい山行で命を落としそうになったり、病に倒れて懸命にリハビリに励んだり、様々な逆境や試練があったと言います。しかし、そのような困難に負けず、驚くような意志力、体力、努力、行動力により、数々の偉業を成し遂げてこられました。

三浦さんは、どんな難しい状況の時でも、いつでも目標を設定してチャレンジすること、繰り返しやること、楽しんでやることの3つを大切にしておられたと言います。90歳を過ぎた今でも、次なる目標を立てておられるそうです。

91年間生きた中で、人生で一番大切なものは何だと思いますか?、と問われたら、「人生にはそれぞれのエベレストがある。どんな人でもそれぞれの職業や年齢、立場、その時に置かれた状況において、自分にできる最高の目標を目指し、そこに向かって挑戦し続けていくことが大切」と述べられています。

「その時置かれた状況でベストを尽くす」、実績に裏打ちされた説得力のある言葉だと思います。いつまでたっても希望や目標を持ち、それを追い続けられるよう、気力と体力を持っていたいものです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?