見出し画像

光と影が作り出す世界 〜藤城清治 100歳 美しい地球 生きるよろこび 未来へ〜

好きなバンドのライブで福岡に遠征したので、福岡市博物館で開催されている藤城清治さんの展覧会に行ってきました。

せっかく福岡に行くから美術館に行きたいと思って、調べて見つけたこの展覧会。藤城清治さんの影絵は子供の頃から好きなので、足を延ばして行くことに。なにかのCMで見た小人の妖精?がとても印象に残っています。
タイトルを見て「100歳で現役なのか!」という驚きもあり、これは見に行かなくてはとも思いました。

学生の頃に描いた油絵や中学生の時の夏休みの課題で作った自宅の模型等影絵ではない作品から始まります。
当初は白黒の色のない影絵だったというのを、今回初めて知りました。
「西遊記」は見てるだけで楽しい。大きな作品なのでかっこよさもあります。
「泣いた赤鬼」はアニメを見ることができて、物語の雰囲気にぴったりでした。

童話や妖精、動物たちが登場する影絵がたくさん展示されており、どれも可愛らしい。
水と鏡を使った作品では、影絵の面白さが感じられました。

後半は、さまざまな場所を影絵にした作品が展示されています。
高千穂峡は3m近い大作でこんな作品も作っているんだなという驚きがあり、戦争体験から作成された作品では、100歳の重みを感じました。

この展覧会に合わせて新作も作成されていて、100歳とは思えない精力的な活動に驚くばかり。
万華鏡のような展覧会で、足を延ばしてよかったです。

アーチがかっこいい
博物館の前の池で休む鴨
サザエさん博多人形。かわいい
ロビーに山笠が

この記事が参加している募集

休日のすごし方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?