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やっぱり猫が好き「犬派?猫派?」山種美術館
やっぱり猫が好きと言いつつ、見出し画像は犬ですが。でも、猫が好きなんです。もちろん犬も好きです。
わが家には、家に1匹、外に2匹、通い1匹の猫がいる。この話をするとだいたいの人が??という顔をする。なんで家に入れないの?と思っているんだろう。
入れないのではなく、彼女たちが家に入らないのだ。家に入れようとすると走って逃げていく。だから、犬小屋ならぬ猫小屋で暮らしている。
さらに、近所のお家で飼われている2匹もやってくるのでいつも賑やかしい。
そんなわけで断然猫派なのですが、犬も可愛いと思っています。
とくに応挙や芦雪のまるまるころころした犬の可愛さたるや。愛嬌があって本物よりずっと可愛らしい気がします。
川端龍子の愛犬たちは、大きさも相まって迫力ありました。
犬のあとはいよいよ猫の展示。国芳の猫、後期は《猫の当字 たこ》と《たとる尽の内》。どちらも国芳は本当に猫が好きだったんだろうなと思える楽しい絵です。
山口晃さんの《捕鶴図》もユーモラスだし、猫たちが鶴を獲る算段をしてるのが聞こえてきそう。
國司華子さんは初めて見たのですが、不思議な世界にいる猫という感じがして惹かれるものがありました。
最後に「トリは花鳥画」という洒落のきいた特集展示が。初公開という菱田春草の《柏二小鳥》と牧進の《明り障子》がよかったです。
《明り障子》には名前をつけて可愛がっている雀のピー太についての作家の話も含めて、とてもいい絵でした。
山種美術館は初めての訪問でしたが、作品名と作者の他に描いた年齢が記載されているのが珍しく、奥村土牛って90歳超えても描いてたんだ、など別の楽しみ方もできて面白かったです。
図録つきチケットもお得でした。開催中の展覧会の図録だけではなく、過去展の図録とセットにできるのもいいと思います。
カフェも含めて、雰囲気がいい美術館だったので、また別の展覧会にも行ってみたいと思います。
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コロコロモフモフ
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モデル猫にそっくりでびっくり
◾️おまけ
展覧会の後は、併設のcafe椿で、お昼ご飯と和菓子を楽しみました。
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中は爽やかな柚子餡
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