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森井悠太
2021年7月13日 00:47
確かにそこに存在しているはずなのに、自分以外、誰にも見えていないということがある。最近、そんなホラーのような場面を二度、目撃した。一つ目は、家の近所にある池でだ。その小さな池では、鯉(コイ)にエサをあげてもいいことになっていて、とても蒸し暑い夏のある日、5歳くらいの女の子とお母さんがエサをやりにきた。ホラーはすぐにそこで起きた。子どもが言った。「あ!金魚さんがいる!!」