我が家のどん詰まり読書感想文問題
勉強ができる子というのはいます。勉強が苦手な子もいます。
我が家では、家庭教師経験の長い夫の「できない子への寄り添い方」に感心することが多く、今回読書感想文という敵と対峙し、そこで見たやり方の一例を描かせてもらいました。
宿題をやるやらないより前の感触として、「一つの創作物を通して、他人とコミュニケーションを取る」ことの効用がこれほど大きいとは、と驚きました。
私も読むべきだと思って月末にカービィを読みました。そして息子と話しました。
https://tsubasabunko.jp/product/kirby/322103001605.html
キラキラした目で好きな物語のことを話し、同じものを読んでいる大人が真正面から受け止める、そのやりとりを楽しいと思うことが、「また本を読みたい」「また話したい」という読書体験の栄養になっていくのだなと感じました。
「今回話してみて、文字しかない本をしっかり読めているのがわかった。思った以上だった。ちょっと感動した」
夫のその言葉で思いました。これは親にとっても大事な深い向き合い方なのだと。30〜60分はかかるインタビュー法は決して楽な手段とは言えませんが、「自分が書いた方が楽だ・・・」と思うほど読書感想文をやる子供さんに伴走して格闘している方に届くと嬉しいです。
ここから下の定額メンバーさん部分では、小学一年の次男の絵日記作成においても実行されたインタビュー法により導き出された「小学一年生っぽい絵日記の文」を公開します。「絵日記の絵は自分は描けないから、ちゃちゃっと君がお手本描いてよ」と言われて私が描いた絵も公開。絵もこの方法なのか!
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