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集中力を上げるために身に付けておくべき3つの習慣

こんにちは。

今回は、勉強に集中し課題を効率よく終わらせ

最大限の結果を得るための方法を紹介します。


「時間をたくさん使っているけど集中している時間は少ない」
「色んなことをやっているけど効率が悪くて終わらない」
「集中しろと言われてもどうしたら集中できるか分からない」

と感じている人は参考にしてみてください。


⑴集中力についての基礎知識

まず最初に知っておいて欲しいことは

「集中力はとても限られたものであり、

1日2~3時間持続すればいい方である」

ということです。


集中しようと思ってやる気になれば

「いくらでも集中できる」わけではないのです。


世界最高クラスの集中力を持つ人でも

1日4時間ほどが限界と言われています。


また

「集中しやすいのは午前中で、夜は注意が散りやすい」

ということです。


南オーストラリア大学やフロリダ州立大学の研究により

「朝が最も注意をコントロールしやすく、

時間がたつとだんだん自制心が弱まり

注意のコントロールが難しくなる」

ことが明らかになっています。

「夜の方が集中しやすい!」

と思う人もいるかもしれませんが、

実際には朝の方が集中しやすいのです。


単純作業のようにあまり考えなくても

出来るものであれば夜でもいいでしょう。


・集中力は限られたものであり1日2~3時間持続すればいい方
・朝が集中しやすく、時間が経つにつれて集中しにくくなる


という2点を踏まえると、集中するための習慣が見えてきます。


・集中を奪うものを遠ざける
・集中するための時間を決めてリズムを作る
・勉強のことを全く考えない時間を決めておく

の3つを習慣すればいいことが分かります。


⑵集中力を上げるための3つの習慣と具体例

①集中を奪うものを遠ざける

集中力は限られているので

「集中力の無駄遣いを減らす」ことが大事です。


お金と一緒ですね。
全然自分が欲しくないものに

1万円をポンと出す人はいないと思います。


お金は限られていますし、

自分にとって重要なものだからです。


必要な時にちゃんとお金を払えるようにするには

普段から「無駄遣いをしないように意識」

しておく必要があります。


ただなんとなくお金が限られていると

思っているだけだと、

気を抜くとジュース、カラオケ、遊び、電車代など

すぐに消えていってしまうからです。


「集中力は限られたものであり、

しかもとても少ない貴重なもの」

という意識を持ちましょう。


ではお金ではなく

「集中力の無駄遣い」

とはどのようなことでしょうか?



それは

・SNSで気になる投稿を何度もチェックする
・ネット動画やネットニュースをなんとなく見る
・スマホゲームをダラダラやる

のようにネットを使ったことです。
これらは

「刺激が強く、集中を奪うにも関わらず価値が低いもの」

です。


つまり

「全然使わないものでやたら値段が高いのに、

わざわざお金を払っている」

と同じことなのです。



目的があって使っているのであれば、

ネットを適度に使うのは非常に便利で効率的です。



しかし目的もなく、なんとなくで使っていると

「集中力の無駄遣い」になり

すぐに集中力が底をついてしまうのです。


【具体的な対策】
・SNSは集中力を使い果たした夜だけ見るようにする
・「絶対使わないといけない!」という時だけネットを見る
・ネットを使う集中時間を10分と決めておく
・基本的に電源を切っておく



②集中するための時間を決めてリズムを作る

寝る時間や起きる時間、

お風呂に入る時間や歯を磨く時間など

「リズムが決まっていることは行動に移しやすい」

ですよね。


毎日同じ行動をしてリズムを作ることによって

「やろうと努力しなくても自然と出来るようになる」

からです。


つまり集中する時間も固定してしまって

「毎日のリズムの中に組み込む」のです。

朝の方が集中しやすいので、

登校前の時間にやるのがベストでしょう。



「夜の方が集中しやすい!」という人は

夜に集中するリズムができているので、

急に朝のリズムにしようと思っても

「なかなか集中できない日が続く」でしょう。

しかし1回朝に集中するリズムが出来てしまえば、

夜よりも効率的に勉強が進められます


朝に勉強を習慣化するメリットは3つあります。
・みんな寝てるので友達から連絡が来ない
・いいテレビがないので見ない
・朝に課題が片付くので、夜早く寝れる


逆に夜だと
・みんなSNSを使うので連絡が気になる
・面白そうなテレビがあるから見たい
・なかなか終わらないと夜更かしになり、次の日眠たい

となります。
朝の方が集中しやすいのは明らかです。


夜型の人は徐々に早く寝るようにして、

朝に少しでもいいので集中するための時間を

作っていきましょう。


【具体的なやり方】
・まず夜でも朝でもいいので「この時間は集中する」という時間を決める
・その間はSNSやネット、漫画、テレビは一切見ない
・集中できなくてもいいので、その間は「他のことは絶対にしないように」する
・とりあえず1週間続けてみる



③勉強のことを全く考えない時間を決めておく

これも「集中力の無駄遣い」を防ぐための対策です。


例えば、なかなか終わらないレポートがあり、

締め切りが近いとします。

そうなるとご飯を食べている時や

電車に乗っている時も

「レポート全然終わってないなー、やばいなー」

とレポートのことを考えてしまいます。


実はこれは集中力の無駄遣いになっているのです。
集中とは「目の前のことに集中すること」なので、

レポートをやっている最中にレポートのことを

考えているのはOKなのですが、

レポートをやっていない時に

レポートのことを考えるのはダメなのです。


勉強に集中する=

勉強していない時は勉強のことは考えない


ということなのです。

メリハリが重要ということですね。


つまり
勉強に集中する時間を決める

=勉強について考えない時間を決める

ということです。


あらかじめ

「この時間はもう勉強のことは考えない」

という時間を決めておくのです。


ずっと勉強のことばかり考えていると

「常に集中力を少しずつ使っている状態」になり
いざという時に集中力がなくて使えない

という事態になります。


オンとオフをきっちり分けることが大事です。

【具体例】
・昼休みの12:00~13:00は勉強のことは考えず、優雅にご飯を食べる
・帰ってからの20:00~21:00は勉強のことは考えず、優雅に夕食、お風呂を楽しむ


以上の3つの習慣を作っていきましょう。
少しずつで大丈夫です。


まとめ

集中力は限られていて1日2~3時間が限度

3つの習慣をつけることで集中状態に入りやすくなる

①集中を奪うものを遠ざける

②集中するための時間を決めてリズムを作る

③勉強のことを全く考えない時間を決めておく

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