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歌モノが「僕は」好き 雑記

昨日は、正式には一昨日の11日はレコーディングだった。とは言え僕の要望でアコースティックギター1本、ヴォーカルのみ のシンプルなもので、2曲、録らせてもらった。当然時間もかからない。
良い意味で、僕らしくない内容の曲かな。でもメロディラインはキャッチーだ。配信されたら聞いて頂けたら嬉しい。今から長ったらしい文章を記すが、今日の題名は、全てここに帰結する。

2022年、今年は2月から全て「今年書いた」新曲をデジタル配信で毎月リリースしていく。
つまり、2月と3月ぶんの楽曲を既に録り終えた。
1月に関しては、いつも使用しているし、今後も使うプラットフォーム

への申請が間に合わなかったのもあり、既存で特典として過去にお渡ししたことのある
「この空の下で」という曲(これも弾き語り。デモ的音源)を配信する。
1月末の予定。

デジタル配信のみで発表⏫

さて、それを経て、今回のタイトルに戻りたい。

今までタイプとしては、様々な種類のメロディを書いてきたとは思う。流石に12年間やっているわけで。
とは言え僕の作り方というのは、バンドや他の編成の時のアレンジは別として、まず原型はギター、もしくは鼻歌(風呂に入っている時、電車に乗っている時、等様々。)で出来る。

ピアノはコードしか知らないので、適当にいじっていて、そこに乗っかるメロディを見つける時もごく稀にあるが、基本は前述の「ギターか鼻歌」だ。それを12年前に買った会議用の安いヴォイスレコーダーか、最近はスマホのヴォイスメモに入れておくのだから、アナログこの上ない。
ベースから作るなんてこともない。ましてやDTMでリズムから作るなんてことも100%ない。

ギターは、弾き語りのために始めた

⏫長いが、このシリーズ(全5?話くらいまである)を見て頂けると、

要するにエレキギター少年、バンド始まりだったわけではない、
最初からアコースティックギターの、弾き語り、
逆に言えばアコースティックギターは唄うための道具でしかなかった、ということが言える。

ただ、やっていくうちに、「BLUES」や「SOUL」「R&B」「jazz」等、ジャンル問わず聞くようになり、ギターもの、インストゥルメンタルのアルバムもかなり聞いて、僕特有の「オタク」度が増して、disk unionや、BOOK・OFFに入り浸り、中古のアルバムを買い漁るようになり。いつしかギタリストに憧れを抱くようになった。
その辺りから、ギターへの向き合い方は、「唄うための道具」から、独立した1つの表現方法として、僕の中での認識は大きく変わっていった。
最近はカントリーとか、フォーク(日本のも、海外のも) が好き。

と、話は脱線したので元に戻ると、必然的にブルースのスケールとか、ソウルのバッキングギターとかのアプローチを知る必要がある、避けて通れなくなる。
独学とは言え、弾き方の幅が少し広がったことは確かだし、まだまだ、到底先輩方には及ばないが、
最初の頃よりは、ギターを触っていて、どうしても手癖(同じコード進行だったり、バッキング等になりがち)のオンパレードだったのが、
幅が広がったことで、また違う曲を作れるようにはなった。と自分では思う。

でも、手癖が決して悪いわけではなくて、むしろスタジオミュージシャンではないのだから、それが大いに武器になる という話はいつか書こうと思う。

それでも、結局は、歌モノ が好きなんだなあ、
と冒頭に書いたレコーディングの時に思った。

ロックなのかフォークなのか、ソウルなのかポップスなのか、歌謡曲なのか、演歌なのか、なんでも良い。
とにかく「わかりやすい」のが好きなんだなあ、自分は。と。

それで、日本なら「尾崎豊」でも「安全地帯」でも「T-BOLAN」「WANDS」、挙げたらきりがないが、
共通項としてどれも「歌がキャッチー」だ。
「わかりやすい」とは、そういうこと。耳に残る。

ジュリーも長渕剛もかぐや姫も、永ちゃんでも、なんでも、僕が好きなのって、「歌モノ」なんだな。

だからJames Brown なんかを聞いてても、「カッコ良い、スゲー!JBsサイコー」とか色々思うけど、そこで終わる。
ある部分は自分なりに盗みたいとか思っても、2コードで延々流れるFUNKは、自分では、やろうとは思わない。
少なくとも今のところ。
でもJBでも好きな曲は沢山ある。「papa got a new bag」とか覚えやすいし、「it's a man's man's man's world」なんかも。
同じことはPrince でも言える。メロがキャッチーな曲は、どうしたって好きだ。
あとは、「カッコ良いなあ、バンド、ヤベーな!Princeスゲー」で終わってしまう。

ロックでも同じで、ベタなのが好きなんだと再認識した。やっぱり「ここでこうきて、そこでドカーンとサビがくるよね!」みたいなのがボンジョビとかエアロスミスとか、
ちゃんと「歌もの」だ。

ローリングストーンズ とかは、曲によるけど、いわゆる僕のような「日本人的感覚」なのだろうか。「Aメロ、Bメロ、そしてサビがきてほしい!」までは大げさだが、王道であってほしい、みたいな感覚。
ストーンズは、そうではない。ギターのリフが印象的だったり、バンドのアンサンブルにミックジャガーのヴォーカルは、唄というより1つの曲、アンサンブルの中での楽器的な側面も持つと思う。
凄くカッコ良いのだけど、自分には真似できないし、今のところやろうと思わない。

ボブ・ディランなんかもそう。
トーキングブルース的な曲になると、取っ付きにくいし、
「ディランのバンドのここがカッコ良い」というトータルの聞き方になる。

ブルース・スプリングスティーンなんかも、曲によるかな。
引き合いに出すのは違うかもしれないが、ブライアン・アダムスは、僕はアルバム全部持っているくらいに好きで、そこはやはり、「歌モノ」だからなのだと思う。
ブライアン・アダムスで思い出したが、スティング(ポリス)も好きだし、ロッド・スチュワートも好き。
この人達はポップス的な感覚が強い。

その点でいくと先述の「カントリー」って、基本は歌メロがハッキリしているものが多いから好きなのだと思う。

で、「SOUL」とか「R&B」がどうして自分は好きなのかと問われたら、「歌」がこれも中心で「わかりやすい」からなのだ。

日本人でも「SOUL」を日本人流にしてやっている人やバンドは沢山あるが、
やっぱりわかりやすい。
少し前に「シティ・ポップ、リバイバル」みたいな風潮があったが、
あれも向こうの「SOUL」を原型に、更にポップス的な要素を入れたものを輸入してきて、
70~80年代にニューミュージックと呼ばれたものの一種をリバイバルしていたわけで。
日本人は好きなんだろうなあ、あの手の音楽が。

僕も大好きなのだが、
シティ・ポップ とか色々言われる前の、
所謂、「AOR」。代表的なところだと、ボビー・コールドウェル、ボズ・スキャッグス、マイケル・マクドナルド(後期のドゥービー・ブラザーズ。前期も僕は大好き)、ドナルド・フェイゲン(スティーリー・ダン)、マイケル・フランクス、ネッドドヒニー、とか枚挙に暇がない。
そのなかで、80年代を席巻したスーパーデュオ、ダリル・ホール&ジョン・オーツは、いつ聞いてもテンション上がってしまう。
やっぱり僕は歌モノ、ポップスが好きなんだな、と再認識するグループだ。

ダリルもジョンも、フィリーソウル、モータウン、アトランティックソウル、とにかく「SOUL」が大好きというか、オタクレベルで好きだというのは知っている。
1stアルバムあたりは、かなり顕著にそれが出ている(あまり売れなかった)。
ただ、段々と自分たちや時代のポップセンスに、それらを合わせていって、独自の「ロックン・ソウル」なるものを確立した。
この⏫「wait for me」は「X-Static」というアルバムからのシングルカットで、僕がめちゃくちゃ好きな曲だが、
プロデュースがデヴィッドフォスターなわけだ。
要するに売れ線を狙いまくっているが、
とにかく良いものは良い。デヴィッドフォスターは僕は大好きだ。
ものすごくわかりやすく、綺麗にしてくれる天才。

チャゲアスのASKAさんも「デヴィッドフォスターに影響された」と言っていた。

話がまた脱線したが、とにかくこの辺からホール&オーツ はチャートでの快進撃を続けていく。
この記事のタイトル画像?は僕が持っている彼らのアルバムの一部。ほぼ全部持ってる(海賊版的なのは除く)くらい影響を受けた。

80年代というと、ジョージ・マイケル(元Wham!)も僕は大好きで、

彼の爆売れした「Faith」というアルバムも、しょっちゅう聞くのだが、やっぱりこれ。

まあ、エロい曲だが、とにかくキャッチー。耳に残る。わかりやすい。
この人も「SOUL」から多大な影響を受けているし、実際Faithの後のアルバムかな?出したときに、セクシャルな表現が少なくなったことに対して
「その辺はマドンナとかプリンスに任せる」と言ってたとかなんとか。逆かな?プリンスが言ってたのかな?まあ、置いておいて、

Wham!時代とは違う、funkyでジャジーで、でもメロディラインは、やはりわかりやすい。
そんなジョージ・マイケルも大好き。

で、僕の曲の話に戻るのだが、

こうして好きになった洋楽の数々は音楽を始めてからであって、
結局どこか根幹は当たり前だが日本人なので、邦楽にある。

やはり先程から1つ例を挙げたら「安全地帯」なら、
ロック、ブルース、ソウル的な曲、完全な歌謡曲、カントリーっぽいもの 等々、物凄く幅が広いのだが、共通して「全てメロディラインがキャッチー」。
1度聞いて、もう覚えられるくらいキャッチー。

玉置浩二さんなら、いくらでも捻った曲は書けるはずなのだが、
絶対に普遍的というか、外さない範疇の中で書いている。
そこが凄い。

僕の中にも知らず知らずにそういう「ルール」みたいなものがあって、
歌詞がどうこう とか言う前に、ちゃんと歌える、わかりやすいメロディになっていないと自分が、嫌 で。

結局全部、ポップス、歌謡曲の範疇なのだ。

だから一番最初に戻って、一昨日レコーディングした曲は、歌詞の内容としては今まで使ったことのない言葉であったり展開であったりするが、やっぱり「歌モノ」になっている。
キャッチーなサビを入れている。
そういうのが、ベタなのが好きなんだ。

デヴィッド・ボウイみたいな感覚の曲を書こうとしたこともあったし、
ルー・リードのアルバムだって好きだけど、
どうやっても自分にはできない。

なんなら、日本の童謡とか唱歌とか好きだな。 
ああいうのを作りたい。

と、長くなりましたが、最後に告知!


単独弾き語り公演 at コクリコット2022vol.1【日程】1月15日(土)
【会場】船橋コクリコット
Jazz Bar coquelicot (coquelicot-jazz.com)【時間】OPEN14:00 / START 1部14:15 2部15:30 終演16:20
【出演】髙橋優躍
【料金】チャージ¥3000+2drink
【チケット】予約のみ  チケット予約、随時受付中!!

そして、

髙橋優躍
30歳誕生日前夜 Special One Man Show
「Last 20's Night~新しい扉~」
【日程】2月11日(金祝日)
【会場】Sound Stream Sakura
【時間】開場18:30 / 開演19:00
【出演】髙橋優躍&SOUL MATES (ex.オメガドライブ)
【料金】前売¥3000+1dtink
【チケット】手売り販売中!郵送も承ります お問合せまでご連絡ください
プレイガイド 来場チケット

配信(録画1週間残ります!)

よろしくお願いします🙇‍♂️



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