【漫画紹介】大ダーク

 今回は初の漫画紹介を行いたいと思います。

今回紹介する漫画は『大ダーク』

 『ドロヘドロ』の作者、林田球氏が著者の宇宙をテーマにした作品です。すごいぶっ飛んでいて少しグロいけど、どこかおしゃれ、そんな世界観に浸ることができる漫画です。

 『ドロヘドロ」を読んでいた方なら必ずハマると思います。死が身近にあるなかで強く生きる主人公と、狂った世界を生き抜いてきた経験から進むストーリーは冒頭の数ページですぐその作品に引き込まれます。

 聞いたことのない単語や見たことのないもの。SFならではの実在しない物体など、想像力を掻き立てられるようなものがたくさん出てきます。

「みぼすぱん」これを聞いてなにを想像しますか?食べ物ですか?武器ですか?ぜひ作品を読んでみてください。そんな洒落もあるのかとクスっとできます。ちなみに主人公の名前は「ザハ=サンコ」。その友達は「死ま田=デス」。名前の癖もこの作品ならではで、なじみがない分すごく新鮮ですぐに愛着がわきます。

 少しグロいと書きましたが、かなりグロいかもしれないですww主人公が敵を殺すのに躊躇がなく、基本的にはプレデターを彷彿させるような頭蓋骨を引っこ抜いて殺したり、かなりユニークな戦い方をします。

 あと魅力として挙げられるのが絵のうまさです。あるはずのないものなのに、実在っするのではないかと思うほど緻密に作られていて、暗い世界観を醸し出しています。

 ヴィレバンみたいなごった煮がすきなひともはまるはずです。ハチャメチャに狂った倫理観。犯罪が当たり前にある世界。常識をぶっ壊しながら破天荒に生きる主人公。ちょっとホラーを求めてる人は是非お手に取ってみてください。

 王道漫画を読んでいて少し変わり種を読みたいと思ったら、この作品は、かなりお勧めできます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?