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#332 「子連れ狂犬ツアー」のオススメポイント3選!

いかがお過ごしでしょうか。林でございます。

先日参加した2泊3日の狂犬ツアー@長門湯本。気付きや学びが多くて、連日配信となっていますが、今日は「子連れ参加」の観点から振り返りを行います。

私は、自分の仕事が直接まちづくりに関わっているわけではありませんが、単純にもっと社会のこと、日本のことを知り、事業を形にするためのヒントを得たり、On-goingで何かの事業を進めている人の話を直接聞きたい、普段できない体験をしたい!という動機で、今回のツアーに参加しました。

うちは子どもがまだ3歳と1歳で小さいので、2人を妻に見てもらって自分だけ参加するのは妻の負担が大きくさすがに気が引けたのと、子どもに普段とは異なる世界もたくさんあることを何らか感じてもらいたくて、今回「子連れ参加」を決めました。

事前に主催者の木下斉さんに「子どもがもう少し大きくなったら参加します!」とお伝えしていたところ「3歳でも参加できますよ!大人が多いので、誰かが見ててくれますw」という趣旨の話をいただいたのもきっかけになりました。

濃密に過ごした長門湯本での学びに関する記事は、こちらでまとめてますので、ぜひ合わせてご覧ください!
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今日は、「子連れ狂犬ツアーのオススメポイント3選!」と題して、改めて旅を振り返り感じたことについて、まとめてみます。

1. 「大人の修学旅行」である

私は30代に入り、自分も結婚して子どもが生まれると、なかなか20代の頃に気軽に行っていた友人との旅行機会が一気に少なくなりました。
周囲の友人も同じように結婚して小さな子どもがいたり、結婚していなくても自分とライフスタイルが変わりすぎて、自然と一緒に旅行に行く機会が激減、というか皆無となりました。

旅行と言えば、家族旅行中心となり、もちろんそれはそれで良いのですが、やはり子ども中心で旅程を組み立てるので、「大人の学び」という観点が劣後されます。

ただ、今回長門湯本に足を運んで改めて気付きましたが、やはり「人間の学び」として一番強烈で、深いところまでグッと理解できるのは、「自分の五感でその場所を味わい、その場所で実際に何かの事に真剣に取り組まれている方から直接話を伺うこと」です。

その意味で、この「修学」旅行型で、自分で足を運んで色んなもののリアルを体験する経験は何事にも変え難く、やはりこういう趣旨の旅行も定期的に自分の人生に組み込んでいくことの重要さを知りました。

狂犬ツアーにおける学びのプロセスを私なりに体系化すると次のような感じです。

  1. インプット
    初日のブリーフィングセッションを通じて、木下さんやその土地のまちづくり第一人者から、まちの歴史や、まちづくりの経緯を直接聞くことで、土地のことを奥行きを持って知る

  2. まち歩き(体験)
    話を聞いた後に、自分で実際にまちを見に行くことで、インプットセッションで見た写真と同じ場所を見つけたりする。「インプット」がなければスルーしてしまいそうな場所でも、その場所ができた背景などに想いを馳せる

  3. ディスカッション
    食事をしたりお酒を飲むなど、よりリラックスした状態で、一緒に参加している仲間と感じた感想について議論する。自分が感じたことを伝えて、他の人が感じたことを吸収して議論を通じて深掘りすることで、学びが深化する

  4. 発信
    ディスカッションを通じて理解を深めたことについて、このようにnoteで発信する。1のインプットだけであれば、東京でもオンラインセミナーに参加すればできるが、現地で1→2→3のプロセスを経てのアウトプットとなるため、より深いところでの学びについて、自分の頭を整理できる

この1〜4のプロセスは、「学びのゴールデンプロセス」と称しても良いと思います。サウナでいうところの「サウナ→水風呂→外気浴」という「ととのう」ためのゴールデンルート。そう、私はいま、ととのっているのです。笑

学校における修学旅行もこういう形になればより面白さが増すと確信しています。どこかの学校で修学旅行の企画を外注しているところがあれば、コンサルとして入りたいくらい「真の学びある修学旅行」の形が理解できました。

2. 別分野で活躍している「熱い友達」に出会える

「熱い」と書くと、文字通り暑苦しくなってしまうのですが、SNSでよく見るキラキラ系の感じではなく、いかにも日々泥臭く奮闘されてるんだろうな〜と感じる仲間たちと出会うきっかけになりました。

以前も記事にしましたが、大人になると自らを「出開帳」として、あえて外の世界に自分を置きに行かないと、新しい交友関係って生まれませんよね。

1つ目のポイントで書いた通り、自分や周囲に子どもができて・・となる20代後半〜30代に入ると尚更です。
別にたくさんの知り合いがいること自体に価値があるとは考えていません。異業種交流会で名刺交換と表面的な話だけして終わる人間関係というのも、私は苦手です。

しかし、上述した「ディスカッション」のように、日々の暮らしの中で利害関係なくあるテーマについて議論したり、同じ体験をした人と深掘りの議論ができる「ディスカッション仲間」って意外といない場合が多いのではないでしょうか。

地域系Webメディア関連の方や、自分でゲストハウスを運営されてる方、地方公務員の方々など、普段の生活の中だけではあまりクロスしない人と議論することで、普段の自分では全く持てていなかった視点を提供してもらったり、一緒にテントサウナでじっくり「子育て」について話す機会など、貴重な時間を過ごしました。

普段、会社員として働いている自分からすれば、自分でビジネスをされている方々にここまで議論できる時間が持てるのは有り難い経験です。子どもの人数に対して大人の人数が多いこと、色んな世代の方がいることもあり、皆さん子どもにも優しく接してくれて感謝です。

3. 子どもが色んな大人がいることを感じてもらえる

本当は、もう少し子どもが大きくなってから参加させると、子ども本人にとっても「家と学校以外の世界がある」ことを知る機会になってより本人にとっても学び多いのでは?と思いますが、3歳であったとしても「何か普段とは違う世界がある」と感じるきっかけになり良かったと感じています。

うちの子どもは、普段から人見知りで、慣れてきて普通に話せるまでに少し時間がかかる性格です。
今回も、家から山口宇部空港までは私と二人だけだったので、ベラベラおしゃべりしながら来ていましたが、空港で他の参加者と合流してレンタカーで移動してからは、無口モードに切り替わりました。

しかし、色んな方が優しく話しかけてくれて、徐々に慣れてきたのもあり、途中から「あ、あそこにパパのお友達がいる!」と教えてくれたり、朝食会場で他の参加者が食事を終えて退出するのを見ると「パパのお友達、ごはん終わったよ!」とイチイチ教えてくれるようになりました。笑

また、一度Voicyで対談させてもらったことのあるKashiwaさんも小学生のお子さんを連れていたので、子ども同士で数時間、川で石や貝拾いに夢中で遊んでいたのも印象的でした。
今回、濃密な学びがある強烈な経験となったので、これからも子どもも何人か参加して、子どももよりのびのび過ごせるツアーに育っていくと、小さな子どもがいてなかなか参加しにくい意欲ある子育て層もより参加しやすくなると感じました。

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