人生初、1週間の断食チャレンジ

一週間の断食をしました。

ごめんなさい、いきなり引かないでください。

断食といっても、仙人になるための修行的なやつではなく、ちゃんとしたプログラムで専属のトレーナーにもついてもらったので安心を。

ただ、僕の場合は幼少期からアトピーとぜんそく持ちで薬漬けの過去があったので、相当な好転反応が出て寝込んだ日も数日ありました。(この反応というのが人によって全然ちがうようで、ぼくの友人がやった時は全然辛くなくケロッとしていました。)

断食は、実は１年以上前から興味があっていろいろ探していたのですが、、、断食道場は予算的に厳しいし(泊まりこみなので、まとまった日数予定も空けないといけない)、ファスティングって酵素ドリンクとか種類がたくさんありすぎてどれ選んだらいいのか分からないし…。でまあ半ば諦め気味で、タイミングあったらいつかやりたいな～くらいに思ってました。

そしたら！最近知り合った友人が、なんと断食トレーナーをやっているとのこと。このタイミング逃したらいつやるんだっ！？って感じで昨年の今頃、挑戦したってわけです。

結果的に、めっちゃよかった！僕の場合はダイエットとかが目的じゃなかったので、体重とか体脂肪のデータはとってなかったけど、とりあえず断食後の変化を書いてみます。

断食後の変化

・10年以上悩んでいた便秘がっ！　…断食してから１年経った今でも毎日快腸でございます。

・手足の末端冷え性がっ！　…以前から年々症状は軽くなっていたけど、断食を機に完璧に冷え性とおさらばできた。

・長年苦しんでいた花粉症がっ！　…嘘のようでほんとの話。これは嬉しすぎる変化。昨年の春と秋、涙、鼻水、くしゃみとは無縁でした。

・ずっと辛かった鼻炎がっ！　…「昨年1年間で使ったティッシュの量＝以前の1日分」くらい違う。

・アトピーが改善された　…これが断食やろうと思った一番の動機なのでよかった。トレーナーによれば回数を重ねていけば更に良くなるそう！

・食に対する意識の変化　…「食べる＝命を頂く」このことが言葉ではなく、体験として腑に落ちました。結果、その後の食生活が自然と変化！

一切誇張なしの、正直な感想

断食中、一番びっくりしたのが日を増すごとに気分が穏やかになっていったことです。お腹減ってるからイライラするのかと思いきや、とても落ち着いた毎日で、集中力が普段よりも高くなり、五感もどんどん研ぎすまされていったことを覚えています。

反面、後半はエネルギー切れ感もあったかな。おかげで夜はぐっすり眠れました。

あと普段と違ったのは、暇さえあれば"ぐるなび"で美味しそうなお店をブックマークしまくり、料理の写真をスクショで保存してじーっと眺めていたことです。笑
元々、食べることが大好きだったので断食中はけっこう辛かったけど「本当にそれが食べたいのか？今までの習慣でなんとなく食べたい気になっているだけなのか？」を考えるいいきっかけになりました。

これはNVC(共感的コミュニケーション)でもいつも思うことなんだけど、本当に大切なことは身体が知っている気がして。いま、何を食べたいか。頭じゃなくて心に聴けば、自然と身体が教えてくれる。無意識に繰り返している習慣から解放されたとき、足るを知るってことが分かるのかも。

そして、食べたものを消化するためにたくさんエネルギーが使われているってことにも気づきました。

食事って毎日するじゃない？ だいたい1日3回くらい。

断食中ってその習慣が一時的になくなるんですよね。料理をつくる時間も、食べる時間も、それを消化するエネルギーも、全部いらない。だから断食中って普段より時間ができるし、エネルギーも別のところに使えるので、いろいろ考えたり自分と向き合ったりするのにもってこいです。自宅にいながら、毎日仕事をしながらそうした体験ができるのって本当にすばらしいと思う。正直な話。

で、その体感に感動しすぎちゃって、1年後に1ヶ月間のちょー長い断食をやりました。(ラマダンか)

1ヶ月断食のノートはこちら

(断食は、サポートがないまま自己流でやるのは危険です。期間中、そしてその後の回復食まできちんと医学的に研究されたプログラムで行うことをおすすめします。)

【ファスティングに関するお問い合わせ先】
https://www.organicherb-detox.yuuya.org

※この記事は、2016年3月6日に他のブログサイトに僕自身が投稿したものを加筆修正し、再投稿したものです。