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ジョークがお上手ね

私はよく物事がうまく運んだりストレスなく過ごせることにグルーヴするという表現を使う。

ミュージシャンがグルーヴするとか言っているのなんてなんだかその世界の俗っぽい感じがするのだが、ささやかに気に入ってるジョークの1つだ。そう、ジョークなのである。

例えばこう、ターミナル駅には人々でごった返していて、各々が歩きたいように歩いている。するとどうだろう、ちっともまっすぐ進めないではないか。ましてや蛇行し過ぎてさっきから乗り換え先の改札に辿り着かないじゃないか!

これを今日は駅構内とグルーヴしないと呼ぶ。

こんなのもある。飯を探しているとき。何か食べたいものがあるわけでもないが、とりあえず何らか口にしたい時に店を探す。気付けば10分くらい練り歩いてはなんとなくそこじゃないなーなんて考えてはまた同じ場所に戻って来て、コンビニで済ますかーなんて思ったりした。
しかしどうだろう、どれでも良いはずが気付けばどの商品も違うとなって私は今何の為にコンビニに入ったのだろうと悩む。

この場合、今日は食欲とグルーヴしないと呼ぶ。

逆にグルーヴした時は何が起きるかというと、1日の中で全てがスムーズに行われて何もかもが最高だ!となっている時に発生する。

これを今日はパーフェクトゲームと呼ぶ。

さあ、皆さんにもこういったことって日常的にあると思うのだが、これらは全部タイミングの問題だ。時間や心に余裕がない時はいつだってマイナスの意味で使われる。いつもは何とも思わないエスカレーターも追い抜きレーンの右側が空いてないだけでAhh!とか、余裕があったら気にも留めないはずである。

そしてまた他者と自分間のタイミングではなく、あくまでも自分中心のタイミングで考えられているので非常にタチが悪い。そもそも落ち着いて生きろという話だ。ああ、なんてタチが悪い。

そんなイヤ感じの感情が発生源のこの「グルーヴする」は、自分の気分を少しカジュアルにする為に言い出した。

実はこの呼び方には些細なルールがあって、それはジョークの1つとして使う事、他者を直接指さないこと、である。
自分の過ごし方や器の小ささのせいなのだから誰かの事悪くいっちゃそりゃ酷い話なわけで、あくまでも自分中心の発想で捉えてしまうのなら、駅構内と、食欲と、街と、湿度と、うどんと、小指と、、、くらいにしておいた方がいい。

そんなわけでどうせ気分が上がらないなら笑えんより笑える方がマシでしょう、という事で皆さんも使って頂いて大丈夫。
ただ自己責任でね、グルーヴなんて単語を認知している人間は意外と多くないので。(体験済み)

自分の機嫌は自分でとれる人になろうエピソードをお届けしやした。

そういえば、あともうひとつルールがあった。

“大地と生き物は相手にしてはいけない”

グルーヴとかいうレベルの話じゃないので、勝てるわけないので。はは〜自然さま〜(土下座)


(2024/07/02)

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