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Vol.33 人の成果と自分の成果を比較する必要はない

こんにちは!

パーソナルトレーナーの中村です。

本日は

ダイエットでも、筋トレでも、日常生活でも、仕事でも、何にでも言えることですが

「人と自分の現状を比べてしまって落胆してしまう自分の気持ちとの向き合い方」

についてです。

クライアント様やダイエット垢Twitterパトロールをしていると

周りはどんどん痩せていくのに自分は痩せない

・同じ時期にTwitterでダイエットアカウントを作った人が自分よりも全然結果が出ている

・自分も結果は出てはいるが、周りと比べてペースが遅い

などと、嘆いている方をみかけます。

確かに、他人と比較することで自分のダイエットの進み具合も分かります。

自分よりも早く結果を出した人が

こんなにいい思い、いい生活ができているんだ、と夢も広がります。

・かわいい服が着れる

・意中の人と付き合える

・スーツがビシッと決まる

などなど、そういった言わば憧れや、尊敬の感情はとてもいいことだと思います。

ですが、

そこに

・焦り

・嫉妬

・羨ましい

という感情が入り込むと自分のしてきた行動や努力を無にしてしまう可能性すらあります。

コツコツと積み重ねてきた努力ですが、

・もっといい方法があるのでは?

・自分だけ、がその裏技のような方法を知らないだけではないのか?

こういった安易な考えに至ったが最後

表面的な結果を自分が思いつく限りの簡単な方法で成し得ようとします。

それが、

・食べない

・糖質カット

・カロリーカット

・断食

・運動を長時間行う

という行動に走らせます。

上記5つのポイントを見た際

正常なダイエッターであれば

「本質的ではない」

「絶対にリバウンドする」

「健康的ではない」

と、判断できます。

ですが、「焦り」という感情はとても厄介なもので
そういった判断を鈍らせてしまうののです。

体の出来栄えで順位を競うコンテスト選手でさえも、
自分の減量ペースが他人よりも遅いと焦ってしまい
上記のような「負の連鎖」に陥ってしまいます。

何よりも難しいのは
ダイエットの方法や減量の方法、筋トレの結果を出すことではありません。

自分のペースで結果を出していくための心の運び方だと思います。

ですので
ダイエットをしていてなんとなく
今自分の行っていることが正しいのか?

と、不安に感じているのであれば
数値化してみるのは一つの手であると、思います!

ダイエットをいつから始めて、今日で何キロ減ったのか?

もし、あなたが行っているのが
短期ダイエットを目的とした、減量であるならば
1日のおおまかな消費カロリーと毎日の摂取カロリーとの差分をだいたいどれくらいにしているのか?

そこから割り出される現在の理想的な体重の落ち幅と現在の体重のギャップはどれくらいあるのか?

それをある程度、数値化することで

・食べ過ぎなのか?
・維持でいいのか?
・むしろもう少し食べたほうがいいのか?

などの判断をすることができます!

他人の結果とではなく
「自分の体としっかり向き合うこと」

ダイエットをして

・美しさ
・かっこよさ

を手に入れるには、コレがとても大切です。


=====ここからは読まなくても平気です笑=====


また、少し持論を展開すると

なんであれ、上を見るとキリがありません。

・美しい体
・顔だち
・筋肉量
・年収
・所有物
etc,,,

特に私ごとでいうと
自分よりも年下なのに、自分よりも後からトレーニングを始めたにもかかわらず
自分よりもいい体をしていたりすると以前は

・なんであんな奴が、、、
・ステロイドを使っているに決まっている!(実際使っている人もいるが)
・自分よりも身長が低いから筋肉がつきやすいんだ
・遺伝だろ、、、

のような、マイナス思考もとい嫉妬思考に駆られていました。

もちろん、そういった思考が
モチベーションに火をつけ、突き抜けることができる人間も中にはいるかもしれません。

ですが、たいていの人間はそんなに強くはないもの。

自分よりも相手のほうがレベルや地位が低いことを自分自身に納得させる理由をあげつらうのが関の山です。

ですが、画面越し、もしくはすれ違っただけの他人を心の中で批判しても、心の中で勝ち誇っても、得るものは何もありません。

ちなみに、今の私は
自分よりも年下そうで、自分よりも凄い体をしていた時に

・すげーな
・怪物や、、、

くらいの感情しか浮かびません。

トレーニングに対する熱が冷めたわけではありません笑

単純に

今の自分の体は
素質×投資した時間×知識

でできていると考えるのが妥当です。

素質に関しては仕方ない部分ですが
「投資した時間」と「持っている知識」

についてはまだまだ発展途上ではあるにせよ
努力してきた!!!

と自信をもって言うことができます。

だからこそ
自分よりも結果を出している人を見た時
モチベーションを与えられることはあっても
決して「嫉妬」はしません。

相手と自分の距離感を把握できるようになった、と考えるべきでしょうか。
負の感情は起こりません。

ですので
今回はダイエットや筋トレを引き合いに出して
自分の考え方を述べましたが
これは
・学校の成績
・仕事での実績
・年収
・他のスポーツでの活躍ぶり

などなど

いろいろな話に共通することであると思います。

どのジャンルをとっても

過去、現在、未来において
上には上がいる。

そういう事実の中で
いかに自分、あくまで自分のなりたい自分にコミットできるか。

そのために必要な行動と知識を得るための時間をいかに投資できるか、それが重要ではないか?

と思っています。



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