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GRIT理論

2021年もよろしくお願い致します!


皆さんは夢や目標を達成するためには何が一番重要だと思いますか?

言い換えると、上に行くためには何が一番重要だと思いますか?


海外では「GRIT」を持っている人間と言われていて、このGRITは今海外で注目されています。

GRITとは何ぞや。

それぞれ頭文字を取っています。

Guts(闘志)

Resilience(粘り)

Initiative(自発)

Tenacity(執念)


これら4つの要素を合わせた言葉がGRITです。

そして、GRITを日本語に一言で訳すと「やり抜く力」です。


でもこのやり抜く力という言葉、もっと日本人に馴染み深い言葉で昔からあったんです。

「根性」です。

根性のある奴が上に行くのです。



でも今の時代、根性論は悪。

褒めて伸ばす。

煽てる。

論理。

今の時代はこのような教育です。


でも、GRIT理論でいくと根性が一番大切なんだと。

論理を捨てるという意味ではありません。

論理を捨てようとするから根性論が悪と言われるだけで、論理と根性は二項対立ではないと思っています。

むしろ、根性は論理を加速させるエネルギー。

僕はそう捉えています。

褒めることも大切ですし、煽てることも大切です。

ただ、それってノーストレス。

ストレスが本人に一切かかってないんです。

むしろ気持ちを乗せられているのでブーストがかかっている状態。

その状態に慣れてしまうといざストレスがかかった時、そのようなコーチがいなくなった時に何もできなくなってしまう。

ここで言うストレスとは「負荷」のことです。


例えば、コーチに怒られる。

これもストレスです。

厳しい練習。

これもストレス。

強いチームと試合する。

これもストレス

相手の寄せが速い。

これもストレス。

このようにストレスがかかっても普段からストレスを自分にかけている選手は、こんなストレスなんて何とも思わずむしろ「ストレスは自分にとって良いもの」という思考のもと活躍できます。


楽な選択肢とストレスがかかる選択肢。

この二択があったとして、自らストレスがかかる選択をして欲しい。


例えば、集合時間にいつも来ていたのをみんなより少し早く来るようにする。

練習中、試合中に歩く時間を減らす。

行き帰り親に送迎してもらっていたのを自分の脚で行くようにする。

嫌いな食べ物を工夫して食べれるようにする。


このように、ピッチの中でも外でも自分にストレスをかける。

ピッチの中と外は別物のようで繋がっています。


これができるようになる為には、「ストレスが自分の為になる。自分にとって良いもの。」という思考がないといけません。

そのようなマインドにさせることが指導者の役目でもあります。

ストレスを耐える耐えないの問題ではないです。

思考の問題です。

どう考えるか。

そこだけです。

そして、「ストレスが自分にとって良いもの」という思考があれば自ずと努力するようになります。

努力が最大のストレスなので。


普段の練習や試合で収穫できるものもあります。

ただ、自発的に努力して得たものの大きさは比べることができないぐらい大きいです。

2021年も努力できるように導いていきます。

1人でも多くの選手が自発的に努力するように!

自らストレスのかかる道、選択肢を選ぶように!





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