見出し画像

考えることを極力減らしてみる

ミニマリストを目指したのはなぜか。
それは物を少なくすることでシンプルに、スマートに暮らす。そうすることで本当に必要なことに使える時間を増やすことである。

人は生活してる上でたくさんのことを考えている。
朝起きて、何を食べるか、何時に出かけるか、服は何を着ていくか、靴下は、靴は、そして仕事になればさらに多くのことを選択していることであろうと思う。
そうすると夜遅くなるにつれて、集中力は下がり、頭は疲れてしまう。
この「選択」するという行為が、どんどん頭の中を動かし疲労させている原因なのだが、多くの人は無駄なことでこの「選択」をしすぎてるがために本当必要なことをする時間に集中出来ず、やりたいことを出来ない状況に追い込んでしまっている可能性がある。
私自身、朝に服を選ぶのに1時間近くかけてしまい、それだけで疲れてしまったこともある。なんと無駄なことか。

ある実験では、何十種類ものジャムを置いた店と、数種類しか置かなかった店のどちらが客が買ったかというと、後者の数種類しか置かなかった店の方が売り上げが良かったそうだ。
これは種類がたくさんあると色々あって楽しいのだが、見ているうちに選び疲れて結局何も買わずに帰ってしまうのだという。

つまりは日常での「選択」を減らすことで本当に必要なことに時間をかけられ、人生をより良い方向にすることが出来るということだ。
しかもこれはミニマリストの得意分野。
物を減らせば「選択」が減るし、何を捨てようか悩んだりする必要も減るし、物が少ないとそういった仕組みも作りやすい。
例えば物が少ないと言うことは厳選されているということ、衣類が少なければ今日は何を着るか悩むこともなくなるし、バッグや小物関係も同じである。
また、物が少ない分それにかける掃除や維持コストを減らすことも出来るし、自分の思考があちらこちらに流れることを防ぐことも出来る。
なにより、無駄な「選択」を減らすことは時間の確保にもつながるので、物を減らすことと「選択」を減らす仕組みを作ることはとても重要だ。

自分がいつも何を選び、悩んでいるのか今一度考えて見て欲しい。
そしてどうしようか悩んでいるものがあればすぐに何らかの決断を下してそれを頭の中から消すべきだと思う。
もちろん中々判断に迷うこともあるかと思うが、自分なりの判断基準を作り、色んなことを取捨選択出来るようになれれば人生良くなるに違いない、と私は思っている。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?