見出し画像

読書感想:「良い質問」をする技術

1.概要

1-1.本の情報

  • 題名:「良い質問」をする技術

  • 著者:粟津恭一郎

  • 発行:ダイヤモンド社

1-2.内容

超多忙なエグゼクティブに定期的に時間をとってもらい、ひたすら質問をし続けて報酬をいただく―――どうしてこのような職業、関係性が成り立つのか。その理由は、一つです。「良い質問には、自分と周囲の人々の人生を、より良い方向へ変える、大きな力がある」からです。(中略)
世の中で「すごい」と言われる人は、「良い質問」を次々に作ることができるからこそ、ずば抜けた成果や実績を出せている。だとすれば、優秀な人が持つ「良い質問をする技術」を手に入れることができれば、誰もが優秀な人になれるはずです。(中略)
本書に記した「良い質問をする技術」が、日本中に広がり、たくさんの人々の人生をより良いものとすることに貢献できたら、「質問」を仕事とする筆者として、これほど嬉しい事はありません。(本書より)

目次
第1章 質問はなぜ重要なのか
第2章 質問は四つに分けられる
 1.軽い質問(答えたい/気づきがない)
 2.悪い質問(答えたくない/気づきがない)
 3.重い質問(答えたくない/気づきがある)
 4.良い質問(答えたい/気づきがある)
第3章 「良い質問」をするコツ
第4章 「良い質問」の作り方

1-3.著者について

粟津恭一郎
株式会社コーチ・エィ取締役
中央大学大学院戦略経営研究科 客員教授
国際コーチ連盟(ICF)プロフェッショナル認定コーチ
一般財団法人ショウガ学習開発財団 認定マスターコーチ

滋賀県大津市出身。ソニー株式会社にて人事、経営戦略等を担当。イギリス及びドイツに駐在。2004年に株式会社コーチ・エィ入社。主に大企業経営者、次期経営者を対象としたエグゼクティブコーチとして活躍。エグゼクティブコーチとしての活動時間、クライアント数は国内有数の実績を誇る。早稲田大学大学院アジア太平洋研究科国際経営学専攻修了。(表紙より)

2.感想 ※微ネタバレ注意

  • Instagram で、読書アドバイザーからおすすめの本を紹介いただいた。おすすめいただいた本の1冊として、購入した。

  • 質問には4タイプあり、そのうちの良い質問を作る方法が紹介されていた。

  • 質問をする=良いことと、皆思っているが、質問の質や使い方についてのカリキュラムはなく、無意識の自己流で身につけたもの、と書いてあった。確かに、学校などで質問の作り方など、習ったことはない。質問の作り方を学なび、意識的に良い会話にできれば、学びの多い会話ができると思った。

  • 後半には、自分の質問傾向を知る演習が用意されていた。自身の、無意識の価値観を知ることができ、面白かった。

  • 人は「自分がまったく知らないこと」「関心をもったことがないこと」について考えることができない。色々な人や、本に出会い、視野を広げて、気づきのある「良い質問」が作れるようなりたい。そして、「良い質問」で、周りの人、そして自分自身を成長させる。

トップ画像:Question Mark Board Ask - Free photo on Pixabay

この記事が参加している募集

読書感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?