【涙の傑作！TVアニメとは思えない圧倒的な映像の美しさ！「愛」を知らない少女から「愛」を教わるのは我々視聴者なのだ！】 ヴァイオレット・エヴァーガーデン

戦場である少佐の殺人マシーン（道具）のように大量殺戮を行った孤児で感情を持たないヴァイオレットに、少佐は戦死する直前に「愛してる」と言葉を残す。しかし、ヴァイオレットはその「愛」がわからず、その言葉の意味を探すことになる。

手紙の代筆屋になったヴァイオレットは、様々な人に出会い、人の気持ちを汲むことを覚え、段々と感情が芽生え、やがて愛の意味を知っていく。しかし、感情が生まれると同時に、自分が過去に起こしてしまった殺戮の過ちに気づいて葛藤していく……

TVアニメとは思えない映像の美しさ

基本的に各話完結の代筆屋に依頼する顧客とのエピソードと共に、主人公ヴァイオレットは成長していく。涙を流さないヴァイオレットの代わりに視聴者は涙を流し、やがてヴァイオレットにその涙の感情が芽生えた時、視聴者はヴァイオレットに寄り添うように、体内から出る液体という液体が枯れ果てるまで溢れ出る。

「愛」を知らない少女から「愛」を教わるのは我々視聴者なのだ。