仕事観って人それぞれだよね。
先日、僕が在籍している会社で
中堅社員向けの研修が開催された。
そこで感じたことを、
ざっくばらんに書いていこうと思う。
研修では、
中堅社員に求められていることや、
取り組むべき課題、
部下との関わり方など、
組織の中枢になっていくにあたって
必要なことを二日間にわたって学んだ。
研修の内容は、まぁ当たり前だろと思うこともあれば、
新しい発見もあったので、
個人的にはとても充実したものになった。
研修の中のひとつの取り組みで、
「自分がどのようなキャリアを歩んでいきたいのか」を
考える時間があった。
将来的に考えている自分のビジョンは、
ざっくりとしているが、
出世をして、組織や人を導くリーダーになりたいと思っている。
対価として給料が増えることも理由の一つだけれども、
人や組織を率いる存在になりたいということも一つの理由だ。
僕がそう感じるのは、過去の経験からだ。
高校時代は陸上部に所属していて、
短距離走である400mを専門としていた。
今となっては、あんな過酷な競技を
よくも好んでしていたなと思う。
僕が所属していた陸上部では、
キャプテン、副キャプテンの他に、
「パート長」といわれる役職があり、
僕は短距離パートのパート長を務めていた。
パート長とは、
短距離、長距離、投擲等の各パートの
いわゆるリーダー的なポジションで、
主な仕事は、各パートの練習を考案することだ。
もちろん自分自身が自己ベストを出すことができるように
メニューを考えるが、メンバーの成長も考えて
メニューを考えないといけない。
結果として、自分が自己ベストを出すことも
もちろん嬉しかったけれど、
メンバーが自己ベストを更新できた時も
同様に嬉しかった。
ほかにも大学時代に所属していた
学生委員会で委員長に立候補したり、
(まぁ選挙の結果落ちたけど。。。)
新卒で入社した会社で新人研修の講師に立候補したりした。
その背景には、常に誰かのために行動したい、
人を導きたいという想いがあったし、
誰かが成果を上げることや成長に携わること、
目標を達成することにやりがいを感じていた。
だから今になっても、出世してリーダーとして
組織や人を導いていくような人になりたいんだと思う。
だからこそ自分の思い描くキャリア像を聞かれた時に、
出世して組織や人のために行動したいと思った。
なんか就活のESみたいになっちゃったなぁ笑
研修に話は戻るけれど、
研修はチームで行なっていて、
僕のチームは6人体制で、
自分の考える理想のキャリア像を
チーム内で発表することになった。
一人一人発表していくのだが、
皆僕のように出世意欲があるわけではなかった。
人によってそれぞれ仕事に対して、
価値観が異なるものだとはわかってはいるものの、
こうも出世意欲がないのかと驚いた。
もちろん出世することが全てとは思わないけれども、
周りにこうも出世意欲がない人が多いと、
ライバルが減った気がして
なんだか得した気分になる。
実際に自分の会社の先輩社員を見ていても、
出世意欲がある人は少ないと感じるし、
現状維持を望む人が多いように思う。
うちの会社はまだ年功序列の色が残っているし、
明らかに仕事ができない先輩社員が
自分より多くの給料をもらっている。
そういう意味では、
将来的にある程度の給料は稼げるとは思うけれど、
やりがいは全く感じないんだろうなと思う。
だからこそ将来的には出世して、
自身の裁量で仕事ができると
給料も増えて、やりがいも感じることができるだろうなと思う。
かといってザ・仕事人間になるつもりはなくて、
極力楽して出世はしたいと思っている。
うちの会社では部長や役員でも、
定時には退社しているし、
残業している人間の方が少ない。
前職では、出世している人は
死んだような顔をしていたし、
定時で帰る人の方が少なかったし、
定時で帰るなんて幻だと思っていた。
プライベートを削ってまで
出世はしたいと思わないので、
良い会社に入ることができたなぁとは感じている。
数ヶ月後には昇格の試験があるので、
それに絶対合格して、
出世の第一歩を踏み出せるように頑張ろう。
じゃ。
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