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アルコール依存症の人は飲酒運転を必ずしている!?その2

前回の記事の続きです。

基本的に飲酒運転自体も、飲んで仕事をしているのも変わらないと思います。
違うのは法律なのか、社内規則なのか程度。

当然ですが飲んで運転などを行うのはご法度です。
この記事を読んでくれる人はわかっていると思いますが、もしそのような経験があっても、今後は絶対やめてください。

飲酒運転ってあれだけ世の中に騒がれて、いたるところに撲滅宣言があったりするので、そんなに頻繁には起きづらくなりました。
だって一発免許取り消し&留置場行き→罰金・裁判までもれなくついてくるのですから。。。

といっても善良なみなさんにとっては無縁の話なので、それがどれだけ過酷化は想像は出来ないかもしれません。がその方が良いに決まってます。

それでも飲酒運転はやってしまう

人の命が絡んでいて、なおかつ刑罰が待っているのに、なんでそんなことが出来るのでしょうか。と思いますが、
実は初めて飲酒運転したときって案外捕まりません。
それはそうですよね。絶対ダメといわれている世の中なのですから、
そういうときってものすごくドキドキしながら慎重に運転して、かつ短い距離でしかやらないので、ま、乗ってもいいかと思ってしまうのですから。

よく、飲酒運転を初めてやった時に捕まったとかいう話もありますが、アレって大体ウソです。特に警察や検察にはモロバレです。がその以前の証拠が無いので、初めて飲んで運転して初めて捕まりました。が通ります。

だって毎回飲んで運転してました。たまたま捕まりました。って言う方が罪が重くなりそうですから、そう言っちゃいます。万引きなども同じ例です。

これは先日の「成功体験とお酒」に密接に関わってくる話なのですが、最初の一回程度で済めばまだマシですが、一度問題なく運転できた!飲んでも運転できる!と脳が記憶し始めると悪循環が回ってきます。

距離が伸び、運転にもいつもの緩みが出て、量は増し、最終的には居眠りをしてそのまま最期を迎える方も居ます。本人だけならまだしも、巻き込んだ場合はかなりの大災害となります。
もちろん巻き込もうと思って巻き込んでいるわけではないのですが、逆に行ってしまうと、その判断もつかないので一人でひっそり最期という選択を出来ない状態です。

それでもなんとか事故を起こさずに(起こしてもバレずに)免許を持っている人もいます。がこれは運が良かったね程度のことです。

物事には必ずステップがあります。軽めから始まり徐々に重くなり、何かしらの解決策を打たないと死に向かいます。
お酒の場合は健康面で行くか、事故で行くか。その両面が強いので結構強力な薬ですね。

飲酒運転以外にも

飲酒運転といえば乗用車ですが、すごく生真面目な人だと車以外なら良いやと思う人も居ます。
僕は地方に住んでいるので農耕機にも馴染み深いですが、都会だと自転車ですかね。自転車は急速に規制が始まりましたが、ゆーっくり走るトラクター(しかも私有地)だと、飲酒運転というブレーキが結構すんなり外れます。
実際に僕が断酒会で聞いた話でも、畑作業で飲みながらやって、トラクターの操縦をして、振り落とされて危うく轢かれるところだった。

という話もありますし、そのまま轢かれて亡くなったという話もあります。
トラクターなんて馬力があるものは普通だと危ないだろ。とか思いますが、そもそも飲酒サイクルに入っている人にとってはただの日常なので、そこに何を言っても効果はありません。

アルコール依存症の講演なんて聞いていると「共依存」という言葉が出てきますが、これがまた厄介なんですよね。
例えば老夫婦で親父さんが飲んだくれで農作業をしていたら、注意するのですが最初だけで、どんな注意をしても逆効果になってしまい飲酒のサイクルが加速する。というものです。
ただこの話は長くなりますので、具体例をもう少し詰めてお話したいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございます!


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