2020年8月棚卸し 最近読んだ本まとめ① ~UIデザインとユーザビリティ~
こんばんは、yukaです。
長らく更新していませんでした。
私としたことが、このnoteをUXで言う形成的評価の場(細かい単位のアウトプット)としようとしていたのに、総括的評価の場となってきてしまってました。
このnoteを形成的評価の場とするために、これからちょっとずつでもまた投稿再開していきたいと思います!(見守っててね、、)
ということで、最近の私はというと仕事の影響でUXデザインとスクラム開発への勉強意欲マシマシで、たくさん本を買ってここ一ヶ月でちょっとずつ読んでいました。まず今回は、その本をまとめてアウトプットの場としたいと思います。
ここ最近で読んだ本
8月で読んだ本はUX, UI関連とスクラム開発の本4冊です。
この本たちを読んだ経緯とその本のお気に入りポイントを書いていこうと思います。
・UIデザイン みんなで考え、カイゼンする
・ユーザビリティエンジニアリング
・UXデザインの教科書
・SCRUM BOOT CAMP THE BOOK
みなさん読んだことあるかもしれませんが、どれも基礎が学べるので辞書的にも使えますしとってもおすすめです!
(こちら4冊をさらっと紹介するつもりが書くと長くなったため、2回にわたって紹介させていただきます。)
この本たちを読む前の私のスキルセット
UXデザイン:LTや勉強会で事例を学ぶ、手法やフレームワークについて都度情報収集し業務で使う(本は一切読んでいない)
UIデザイン:UIデザインも気になるけど業務でまだ登場しないのでやったことがない、XDをちょっと雰囲気で触った程度。Figmaを使ってみたい
スクラム開発:プロジェクトにてスクラムマスターの役割になってちょっと調べた程度、なあなあスクラム開発だったものをもっと良くしたい
読書:読書も勉強も苦手、今までじっとして読み続けられたことない(そんな私が今回は2週間で4冊読みました笑)
UIデザイン みんなで考え、カイゼンする。
この本を読んだ経緯
・入門書としておすすめされていた
・チームでのデザインについて基礎が知りたい
・UIデザインについても理解したい
こんな人におすすめ!
・UIデザインを始める人
・チームでのデザイン活動を始める、カイゼンしたい人
・Webサービスのカイゼンと運用について知りたい人
この本で学べるお気に入りポイント紹介
◉改善プロセスの考え方
PDCAサイクルが「自分の計画」から始まるのに対し、OODAループでは「相手の観察」で始まる。
Observe(観察):相手を観察し、自分以外の外部状況に関する情報収集を行う
Orient(状況判断、方向付け):「今何が起きているのか」を理解することに集中する。集まったデータが何を意味するかを考え、状況判断を行う。
Decide(意思決定):理解した状況に対してどのような計画を実行していくのかを決定する。
Act(行動):段階で決定した計画を実行、その後OODAループを最初から繰り返す。
PDCAサイクルは業務改善といった「How(どのようにして)」を考えるのに効果的であり、OODAループは事業開発といった「What(何を)」を考えるのに効果的なフレームワークです。
これは初めて聞いて、なるほどとなったものです。実際業務で、このフレームワークを知らず無意識でやろうとしていたもののグダグダになってしまったりしていたので、これを意識して着実にやっていきたいなと改めて感じました。
◉デザインシステムが解決するもの
デザインシステムとはこの図のようなもの。デザインのスタイルガイドからコンポーネント、情報設計や言葉遣いなどのルールをまとめたものです。
これはUIデザインでなくてもできるものだなと感じました。プロダクト作成のためにルール化することってよくあると思います。そしてそのルールが点在することも、、そこでUIデザインに限らず最初からデザインシステムを作成して一貫性のあるものを作っていきたいと思いました。(スタイルガイドも知らなかったので読んで良かった。。)
これら以外にも、デザイナーのコミュニケーションやユーザインタビュー、ユーザテスト、プロトタイプなどと幅広く書かれています。デザインということの概要を知るに持ってこいの本です!
読んだ感想まとめ
・UIデザインに限らずこういうものなんだとすらすら読める!
・一般的なことが書いてあるので基礎としてもってこいな本
・デザインシステムやユーザ調査と幅広くあり、色付きなのでわかりやすく真似しやすい!
・各フェーズについて深く知りたいなら別の詳細な本を買うべし!
ユーザビリティエンジニアリング
この本を読んだ経緯
・UXリサーチャー界隈で有名だと小耳に挟んだ(勉強会)
・ユーザビリティテストの案件が転がり込んできた
・ユーザビリティについて定義がわかっていなかった
(エンジニアリングと書いてあるから難しいのかな?)
こんな人におすすめ!
・ユーザビリティについて知りたい人
・ユーザビリティテストで何をするべきかわからない人
・ユーザインタビューの方法を知りたい人
・ユーザビリティテストの活用の仕方を知りたい人
この本で学べるお気に入りポイント紹介
◉ユーザビリティの定義
「ユーザビリティ≠使いやすさ」ということ。
「ユーザビリティに問題がある」ということは「使えない」ということ。
ユーザテストによって、そのサービスの効果(ユーザが目標を達成できるかどうか)・効率(なるべく最短経路で目標を達成できるかどうか)・満足度(ユーザに不快な思いをさせていないかどうか)の尺度をきちんと評価し "全て" 満たせて初めてその製品はユーザブルになる。
◉ユーザの声聞くべからず!
これはUXデザインやUXリサーチを行っている人からすれば当然のことですが、初見の人からすると「なんで?」となってしまうものじゃないでしょうか。
「この部分をこんなふうに変更して欲しい」といったようなユーザの声に基づいて製品を改善しても、それはユーザ自身(素人)が分析した結果であって本質的なニーズではないということです。「この機能をどうしたら使いますか?」などと言った質問も同じです。ユーザに分析を任せてはいけません。
そのための対策として、ユーザに弟子入り風インタビューを行ったり、インタビューでは質問は1つだけにしてニーズの深掘りに集中するといったことが挙げられます。
これは実際に勉強会や記事を読んでいてなんとなくわかっていましたが、実際にこう意味でこういう対策をすればニーズを聞き出せるのかというイメージをつけることができました。また、この本を読んだ目的であるユーザビリティテストについてももちろん深く知れてハッピーです!
この本の感想まとめ
・全然難しくなく、むしろ具体的な事例が多くわかりやすさ極まりない
・UXからわからない人(初学者)でもおすすめ!
・調査分析から、設計評価まで全体の手法が詳しく書かれてありイメージしやすい
・ユーザインタビューやユーザテストの手順や心得が詳細すぎてありがたや
・この本の内容を教訓として案件メンバーに教えてあげたい、、良本すぎる。。
まとめ(②に続く)
簡単な紹介をと思ったのですが、一度書くと止まらないですね〜(まとめるの難しい、、)
どれも自分の中で大きな学びになるものがたくさんで紹介しきらないので是非読んでいただきたいですし、私も成長につながっている気がしています!おかげで仕事が楽しくなった気がしてる〜!
あと2冊も紹介したいので続き気になる方はこちらからどうぞ!
読んだ本シリーズ始めようかな。
ではでは、、
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