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散歩×遠野物語×ソフトフィルター

むやみやたらに出歩かないようにしよう。

とは思うものの、最低限の買い出しと人混みを避けての散歩ならばと考え、ここ最近ひたすら歩いています。

心なしか普段よりも散歩している人の姿が多く目につくので、皆考えていることは同じなんだなぁと。

音楽とかラジオとか色々聞き流して歩いていますが、最近は柳田國男の遠野物語の朗読ものを聞いています。

言葉づかいや言い回しが全然違いますが、1度は読んだことがあるため、意味を思いだしながら聞くのが楽しいです。

願わくはこれを語りて平地人を戦慄せしめよ。

序文にあるこの一文。
これだけ見るとちょっと怖い感じを受けますが、近代化が始まった日本においても、まだ不可思議な事が起きているぞ、という作者からの読者への導入の一言でもあります。

河童や座敷わらし、神隠しなんかの話もありますし、なんとハロウィンに似たような風習も出てくるので、読んでいると少し親近感が湧くものもあります。

出版されたのは明治43年。1910年。
つまりもう100年以上前の日本の話です。

青空文庫でも無料で読めるため、興味のある方は読んでみることを是非オススメします。

さて散歩の話へ。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

散歩ついでになんか撮ろうと思うも、がっつりとした準備は気が引けるので、GoProでライトな感じで撮ってみます。

カバー画像は川辺でのもので、全体は↓。

鰯雲のように見えますが、1枚ものの写真ではなく、1分おきに撮影したタイムラプス写真を別に1枚に合成したものとなります。(比較明合成)

よーく見ると、個々の雲の移動の様が見てとれます。

そして同様に夜に撮ったものがこちら↓

星の日周運動を重ねて作りました。

周囲の明かりの影響もあるためか、ちょっと星が分かりにくいですね。

この時これはチャンスだと思い、かねてより試そうと思ったソフトフィルターの効果を比較検証。

方法は単純。
普通に撮影している最中に、ソフトフィルターをそっと装着し、あとで一連の写真を合成して星の軌跡をみて判断する。

中央付近の星をみると

木の横の目立つ星の軌跡の下半分が太く、上半分はそれよりもやや細くなっていることがわかります。

(よりトリミングしたもの↓)

星の動きは下から上に向かって動いているので、太い軌跡はフィルターなし、細い軌跡はフィルターありということになります。

星の軌跡の繋がりがもっと滑らかになるかと予想していましたが、結果はイマイチ。

さらにいうと、暗い星の場合は光が滲んで目立たなくなるというおまけ付きです。

この時は設定の仕方をISO感動を最低100、最高1600にしてしまっていたのもいけなかったかなぁと反省。

変に明るく成りすぎず、星の光をもっと拾えるような設定だったらもう少し見え方変わったかも。

ISOは一定で少し高めにするのと、魚眼無効でのソフトフィルターの有無の比較もしておきたいなぁ。

早く安心して外出出来るようになって欲しいです。

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