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広い世界へ。FUJIFILMユーザーが只々広角レンズを欲しがる話。

今日は興味のない方にとっては何も面白くない話で、特にカメラに詳しいわけではないですがタイトル通りの話を長々と書き続けていきたいと思います。

FUJIFILMのカメラを使っていますが、広角レンズが好きなのでXF14㎜を買いました。

XF14㎜は今の純正レンズの中では結構古いもの(2013.1発売)らしく、人気があるかと言われると残念ながらXF16㎜とかの方が人気があります。

個人的には12㎜、可能ならば11㎜、何かの間違いでもいいので10㎜のFUJIマウントを使う機会があれば使ってみたいなぁと日々過ごしています。
(後述しますが11㎜という焦点距離自体は一応使えることは使っています)

最近になってサードパーティの参入により、純正以外でもレンズが色々使える気運が高まっているので、ここらでちょっと調べてみたいと思います。

まずは純正から。
各種画像は公式HPから引用させて頂いてます。

【FUJIFILM】
広角単焦点をあげると14㎜、16㎜、18㎜、23㎜といったラインナップで14㎜以外はf値によって2種類あります。
14㎜f2.8
16㎜f1.4、2.8
18㎜f1.4、2
23㎜f1.4、2

↓14㎜ 今までCANONのEF−Mとかのレンズだったので、この金属の質感が格好いいです。

個人的にはまぁf2.8あればよく、f1.○とかそこまで明るい値は必要としない為、とりあえず人気が無くとも14㎜を購入して満足しています。

クロップしちゃえば約18㎜になるし、広角ならばトリミングするという手段もあるので、細かく深く突き詰めなければ14㎜が一番使いやすいと思っているので、他の広角単焦点はまぁいいかなと思っています。

広角ズームについては8−16㎜f2.8、10−24㎜f4があります。ざっくり書くと、

8−16㎜はフィルター付けれず805g
10−24㎜はフィルター可でちょい暗い385g

気持ち的にも保険的にも保護フィルターは使いたいので、広角レンズでたまにあるフィルターを取り付けれないというのはマイナスポイントです。

どちらもどちらで微妙に感じますが、個人的にはズームの広角端で8㎜、10㎜をだすならば、単焦点でその距離かそれに近い距離のレンズを出してよ!というふうに思います。

同じ焦点距離で複数レンズあるのならば、もう少し焦点距離のバリエーションを広げてもいいのに。
(あまりXF14㎜が話題にならず、XF14㎜f1.4とか出ない時点で広角側のこれ以上の需要が低いというのは自覚しています。そういえば純正の魚眼レンズってないですね。)

一応自分は以前CANONマウントでTOKINA 11−20㎜f2.8を愛用しており、今はFlingerのマウントコンバーターで使えるため11㎜という距離は使おうと思えば使えます。

ただ、使うとなるとレンズの重さにコンバーター分で560g+130g=690g。フィルターも使えます。

焦点距離的には上の2本より物足りませんが、かといってそちらが魅力的かといえばそれもちょっと違うかなぁというところ。

もっとスッキリ使えるものがないものか。
とりあえず純正以外のも見てみましょう。

【SAMYANG】
とりあえずSAMYANGで以前からあるものを公式で調べてみると4本ありました。

10㎜f2.8 フィルター× 625g
12㎜f2 フィルター○ 260g
14㎜f2.8 フィルター× 約640g
16㎜f2 フィルター○ 615g
とあります。

こうやってみると12㎜はフィルターも付けれて、f値も明るいし軽くて使いやすそうに思います。

けど全部マニュアルフォーカスというのが気になります。ある程度絞っておいて気軽に撮るというような使い方がいいのかな。そこまでボカすのに執着ないのでそれもいいかも。

(2021.6に12㎜のAFが効く後継が出ましたが、Eマウントのみの対応。口惜しや。)

↓12㎜ 直線的なデザインに赤のラインが印象的です。

軽さにおいては圧倒的に12㎜が良さそうですね。これはチェックです。

【七工匠】
こちらは一本。
12㎜f2.8 フィルター× 約290g MF

↓レンズフードの形が個人的には好みではないです。

肝心な写りの比較というのは出来ませんが、フィルターも付けれず単純に数値上はSAMYANGの方が魅力的に感じます。

物としての格好良さも重要視はしていませんが気になるところであります。

【ZEISS】
12㎜f2.8 フィルター○ 270g AF

使いやすそう。そして何よりSAMYANGや七工匠と比べて造形が洗練されていてめちゃめちゃカッコいいのがポイント。

XF14㎜にも花形のバッとシャープに飛び出たフード付いていましたが、個人的には好きな形ではありませんでした。時間の経過とともに慣れるかとも思いましたが、装着感が緩くて直ぐに紛失した為、今も形的にはウーンといったところ。

写真上ではZEISSは格好良く見えるけど実際どうなんでしょうか。

格好いい分、金額にガツンときている感じ。いや、上2つと比べたらの話なので、普通にそんなもんなのか。

◇ ◇ ◇ ◇ ◇

ここからは先の話。

予定やら願望やら。

【Tokina】
2021.7.2にレンズのロードマップが発表され、そこに超広角単焦点が冬に出るとありました。

ビルトロックスはTokinaのOEMであるとかないとかという話(噂?)から、この単焦点は既にビルトロックスが発表している13㎜f1.4のTokina版ではないかとも言われていたりします。

ビルトロックスについて公式ホームページで確認しようとしましまが、上手く表示されず現在のところはTokinaからどんなレンズが出るかは不明です。

どうせTokinaなら、11−20㎜のマウント違いを出してくれればいいのになぁなんても思ったり。

【COSINA】
急にXマウントで35㎜を発表して参入したのには驚きましたが、他のマウントをみると広いレンズは軒並み暗いので、自分好みのレンズはでなさそうです。

【SIGMA】
Xマウントを出すとか出さないとかという噂が以前よりありますね。

現在のラインナップを見ても特に自分好みな広角はないのですが、個人的にはズームレンズで使いやすいの(17−70㎜とか)をXマウントで出さないかなと期待しています。

【TAMRON】
そしてそして、ここにきて急に参入してきたのがTAMRON。

18−300㎜の高倍率ズームを発表しての参入ですが、これまで通りのEマウントとXマウントでの予定。

従来品にXマウントは無いのでこれが初だと思うのですが、これをきっかけに過去のレンズもXマウントに対応してくれたらいいのになぁと思います。

そしていいのになぁと思う候補にはこれがあります。

↓候補の広角ズームレンズ。画像はEマウント用のもの。

11−20㎜f2.8 フィルター○ AF 335g

焦点距離よし、f値も暗くなく、フィルター付けれて、オートフォーカス可、そして軽い。

クロップも併用したら16.5−37.5㎜と使いやすい範囲に収まります。超広角〜広角標準域という範囲。

CANONのEF−Mには11−22㎜f4−5.6があり、人気のあるレンズでもありますが、TAMRONのこれは通しでf2.8であるのが立派です。

今のところ、CANONはEF−Mには消極的そうだし、NIKONはZ fcは出したもののメインはやはりフルサイズ機のZかなと感じています。

APS−C機においては、フルサイズと両立しているSONYと、このセンサーサイズに力を入れているFUJIFILMだと思いますが、ようやくサードパーティが徐々に参入してきて面白くなってきたところだと思います。

最後のTAMRONは希望的妄想ですが、これからどんな風にFUJIFILMが進んでいくのか楽しみです。




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