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ドラマ「二月の勝者」第二話の感想

夫は普段ドラマを観ません。感情が入り込みすぎてしんどくなるから、だそう。わたしはドラマ派、夫はアニメ派で完全に分かれています。

ただ、「二月の勝者」は、一話でもいいから一緒に観たいなあ…と思っていました。今の中学受験を知ってほしいなって思ったからです。

そして、放送日。
タイミングよく一緒に観ることができました!

夫、めずらしく結構ハマりました!そして、このマンガ全巻買ってきて!営業の勉強になりそう!とのこと。

確かに、退塾を検討する親子に再度受験を決意させる過程とか参考になるんだろうなと思います。

今回は、電車が大好きで、自分の時間がほしい。ずっと動画で電車を見ていたい!という子にスポットが当たりました。まあ、普通の小6だったらそう思うのも当たり前ですよね。黒木先生からは、母子で頑張ってきた2年間を無駄にしないために、最後までがんばってみようという励ましをもらう流れ。

お母さんも涙して…。
きっと経験者の方は本当に気持ちがわかると思います。
夫も中学受験経験者なので、自分の時もさー!と話していました。

結局、本人の入りたい部活(鉄道研究会?)がある学校をたくさん紹介して再度奮起させるという形でしたが、これ、とても大事だなって思いました。

第三者だからこそ、アドバイスできることってありますよね。

生徒の「できないところ」ではなく「できているところ」に注目することが大事、という話も、不安や焦りで見えなくなっているなかで当事者たちには難しかったんだろうな~とも思います。

不安がつくった幻想という主旨のセリフがありましたが、日常生活でもあるよなーと。

この人はこう思ってそう、自分なんてこういう立ち位置だし、何考えてるかわからない人とは距離おこう…とか。なんとなく不安なことからは離れたい、みたいな。

でも、物事を別の視点や角度から見ていくことって大事だなと思いました。

それにしても…受験って本当に悩みますよね。中学受験ならではの悩みや親子関係の不安定さがあると思います。受験を決めたときから、親子ともにずっと不安がぬぐえないのが本音だと思います。

わが家は中学受験についてまだ深く考えてはいません。ただ、中学受験を経験している夫や夫の兄弟は、間違いなく「学力の基礎」があると思うのです。

なんだろう。「基礎」なんですよね。当たり前のように話す話の内容などがしっかりしてる。

それは小学校高学年での受験経験があるからなんだろうなと思います。

わたし自身は高校受験、大学受験を経験しましたが、「わからないこと」は避けて通れてしまいました。

中学受験は避けて通れない気がします。だからこそ、きちんと学ぶことができるんじゃないかなと思うのです。

合否に関わらず、中学受験を通して「学ぶ」「挑戦する」。そこに意味がある。

これを理想論という人もいますが、結局学んだ分だけ自分の力になるとは思うので、子ども自身が挑戦したい!と思ったときには応援していきたいなと考えています。

わたしの書いた文章が何かを生み出すきっかけになっていたとしたら、とてもうれしく思います♪