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本のこと|横尾忠則 対談集「芸術ウソつかない」②

①の続きです。


「個」と「個人」とか、「理性が快楽」とか

次の思想家・人類学者の中沢新一さんとの対談がまたスゴくて…

やっぱり「カラダに従う」という章から始まって、
『「個人」ではなく、「個」になる感じ』という話になってくるんです

正直、分からない、この感覚
でも、すごく大事なことのような気がする…

もう、概念が高度すぎて、今の私にはまだ理解できないのだけど、
これはたぶん自分の中に残って、
いつか「あぁ、こういうことか」と理解する時が来るのではないかと
感じています

あと、『理性が快楽』とか
本能大事、って話していたのだけど、理性が快楽…!?!?!
まじで分からない…!(分かりたい)

夢には理性がある

この数年で、心を考えまくったことによって大変お世話になった
河合隼雄さんとの対談

私、すぐ夢を見るタイプで、
考えていることとか気になっていることとか、
そのままだったり、変化球だったりで結構夢を見るんです

横尾―― 実際、夢というのはどの程度に重要なのですか?
河合―― その人の世界観によりますね。お金を儲けて美味いものを食べたいということを大事にしている人なら、夢はほとんど見ない。ところが、違うことに価値を置きだすと、夢は相当面白くなる。生活が行き詰った時など、夢は意味を持ってきます。

私は控えめに言って、
お金をできるだけ儲けて美味いものを全力で食べたい人間だと
自負していますが、
一方で夢見がちなので、自分が思っているよりも
それ以外のことに価値を置いているとも言えるのかもしれない!


なんだか、自分をリフレッシュさせるために行った美術館で
必要としている本と出合う、
セレンディピティを感じる出来事でした


そんなことをしていたら、横尾さんが名誉都民
(都民だったのか…)


さらに、宮下パークのGUCCIを横尾さんが飾っているらしいので、
頃合いをみて行ってみたいと思います


横浜トリエンナーレも、良かったです

コロナ対策で完全予約制なので、それなりに空いていて
快適に鑑賞できました

エントランスに入った瞬間に展示に圧倒され
一気に気持ちが奪われて、ソッコーで達成
美しさの中に怖さや暴力が隠れている、というのも、
すごくよかった


落ち着いたら、神戸の横尾忠雄現代美術館にも行ってみたい

最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)


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