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ロジカルシンキング

昨年、会社の研修で論理的思考を身につけるため、ロジカルシンキングを受講した。受講以降はロジカルに物事を考えることが出来るように意識してきたが、最近あなたの言っていることがよく分からないと言われることがあるため、今一度振返ってみた。


ロジカルとは

ロジカルとはどうやら「論理的」という意味である。
「論理的」というのは、「道筋を立てて考えるさま」だそう。
つまり、始まりから終わりまでが明確になっていることが「論理的」というように整理している。
もっと言えば、「周囲にとってわかりやすい」のがロジカルである。
例えば、”子ども”と”大人”どちらが大きいかと尋ねられると、大抵の人は大人と答えると思う。その理由は、子どもよりも大人の方が身長が高いことや体重が重いなどの理由から、そのような答えを導きだす。
しかし、別の人は「子ども」と答えるかもしれない。その理由は、低身長の大人が身近に居て、その大人と身長が高い子どもを比較して答えるかもしれない。あるいは、「大きい」という言葉から態度が子どもの方が大きいと感じていることで、そのような答えを導き出す人もいるだろう。このように、根拠があることでどちらの答えにもなる。つまり、どちらの答えもロジカルと言える。
したがって、ロジカルというのは、正確さを求める思考プロセスではなく、自らが結論づけた答えに対してだれが聞いても納得のいく「事実」や「根拠」を言えることである。
もっというと、ロジカルシンキングとは、「自らが描いた結論に対して納得のいく根拠や事実を用意して、周囲にとってわかりやすい状態を実現するプロセス」であるそう。

ちなみに、ロジカルになるためには「考える状態」と「悩む状態」を分けることが大切とのこと。客観的に「悩んでいる状態」「考えている状態」を分かるようにすることが重要。その理由は、自分の思考状態が客観的にわからない状況であると、悩んでいることに気づかず、問題解決が出来ない状態になってしまう。私も、悩みすぎてイラッとしてしまったりつい感情的になっていたことを今思い出した。

大切なのは論理的に考えること。
「仮説」を立てて、自分なりの「結論」にこだわることが重要であることを思い出した。

ロジカルな人は「わかりやすい」

今、あらゆるところで様々な情報が手に入り、情報が海のように溢れている。また、会社に属していると早い意志決定を行わなければ、この社会を乗り切ることが出来ない世の中になってきた。
そんな世の中だからこそ、ロジカルシンキングは役に立つとのこと。
ロジカルシンキングを身につけることで得られる能力は以下のとおり。

  • 相手の立場を意識してわかりやすいシナリオを組み立てられる。

  • 数ある情報の中から既存の延長とは異なる見方で情報を取り扱うことで、これまでにない仮説を立てられる可能性が高まる。

  • ムダがなくなるため、思考のスピードが上がる。

これらはどこでも役立つことだそう。
確かに、ロジカルシンキングは今の時代においては欠かせないものだ。

私はロジカルシンキングは正直苦手だ。しかし、わかりづらい説明を受けた人の時間を奪ってしまうことになることぐらい、私にもわかる。だからこそ、周りに迷惑をかけないようにするためにはこの能力を身につけなければならない。今後、意識していこう。

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